スパイク・チュンソフト、「ダンガンロンパ希望の学園と絶望の高校生」のAndroid版をリリース。第1章までは無料でプレイ可能！

GAPSIS編集部 2012年8月28日

スパイク・チュンソフトは27日、同社の有力タイトルの一つである「ダンガンロンパ」シリーズの第1作であるPSPソフト「ダンガンロンパ希望の学園と絶望の高校生」をAndroid向けに移植したアプリをリリースした。アプリはGoogle Playストアにおいて無料配信されており、インストール後も第1章までは無料でプレイすることができる。

第2章から第6章までは各章500円で、これらの章はアプリ内から購入可能だ。また、第6章までのお得なセットパック（2,000円）も用意されている。いずれにしても、ゲーム序盤のプロローグ、第1章は無料で遊べるので、気軽にトライできる。なお、第2章以降の購入はタイトルメニュー内の「GAME START」→「SHOP」から購入手順へ進むことができる。

ゲームの画質は2つ用意されている。

Android用に最適化された「高画質版」と、PSP版と同等画質の「通常画質版」だ。ゲームをインストールした後の初回起動時にまずは聞かれるので、利用端末のスペックによって選択しよう。スペックが低い端末の場合は挙動が重くなる可能性もあり、その場合は「通常画質版」を選ぼう。画質は初回起動時以外にも、メインメニューの「RESOLUTION」からいつでも切り替えられるので、最初は適当に選んでも問題ない。

なお、最初に800MB分のゲームデータのダウンロードが行われるので、Wi-Fi（無線LAN）環境など、ネットワークに余裕のある環境下で行いたい。

対応機種はAndroid 2.2以上、1GB以上のRAM、デュアルコアCPU搭載機種だ。具体的な推奨機種はGoogle Playストアにおけるアプリページに記載されているので、ダウンロード前にチェックしてほしい。

「ダンガンロンパ希望の学園と絶望の高校生」は、7月に発売されて好評を博しているPSPソフト「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」の原点となるシリーズ第1作で、今回のAndroid版は、2011年にリリースされた「PSP the Best」版をベースに、スマートフォン向けアプリとして調整を加えられたものになる。

ゲームジャンル自体がタッチ操作と相性が良いこともあり、直感的かつ快適に操作することができる。

ゲームの舞台となるのは「私立希望が峰学園」だ。

「私立希望が峰学園」はあらゆる分野の超一流の高校生を集め、育て上げるために設立された学園で、主人公・苗木誠も入学を許可されている。しかし、主人公については、平均的な学生の中から抽選によって選ばれた1名、“超高校級の幸運”としての入学だ。

入学式当日、集まった超高校級の生徒15人に、学園長と称する「モノクマ」が語りかける。

「これからオマエラには一生ここで暮らしてもらいます。もし学園から卒業したければ…仲間の誰かを殺して逃げ伸びることっ！」

この、生死をかけた駆け引きと卑劣な学級裁判が目まぐるしく展開する「絶望」の高校生活を主人公は送っていくことになる。

ゲーム中に起きる殺人事件後には学園内を調べたり、他の生徒たちから聞き込みをしよう。証拠やヒントをしっかり集め、学級裁判に備える。学級裁判はハイスピードで議論が繰り広げられ、主人公はこれまでに入手した証拠や証言を言弾としてトリガーにセットし、矛盾した発言に撃ち込んでいく。このハイスピード推理アクションも作品の魅力だ。