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KDDI、Android搭載STB「Smart TV Box」を開発。トリプルチューナー搭載、ダブル録画対応、インターネット/Google Playなども利用可能。スマホ連携なども

KDDIは18日、ケーブルテレビ向けのセットトップボックス(STB)「Smart TV Box」(パナソニック製)を開発し、同日から開催されている「ケーブルコンベンション2012」に出展すると発表した。

左:Smart Tv Box本体とリモコン、右:ホーム画面

Smart TV BoxにはAndroid 4.0が搭載され、インターネットの利用やGoogle Playストアにアクセスして多種多様なアプリを利用することもできる。プロセッサにはデュアルコア駆動の米Texas Instruments製OMAP4460を採用し、アプリやインターネットの利用も快適に行える、とされる。また、OMAP4460はAndroid用に搭載されるもので、テレビ用にはまた別のチップを搭載するデュアルチップ構成となっている。

インターネットに接続してYouTubeやニコニコ動画の動画を視聴することもできる。

さらにテレビチューナーに加えてケーブルモデム、Wi-Fiのアクセスポイント機能を備える。スマートフォンやタブレット、ゲーム機などのWi-Fi機器を手軽に接続することもできる。

チューナーは地デジ、BS、ケーブルテレビに対応し、3つ備えるので一つの番組を視聴中に背後で別の2つの番組を録画する事も可能だ。

本体にはHDDは内蔵されていないので、番組録画には外付けのHDDが必要となるが、好みの容量のHDDを別途用意すればいい。

本体を操作するためにタッチパッドを備えたリモコンが同梱される。このリモコンを使ってカンタンにメニューを操作できる。メニューはホーム画面を起点として、上下左右への切替と決定ボタンでカンタンに操作でき、また、検索機能を使って見たい番組を調べることもできる。

DLNA機能も搭載するので、DLNAに対応したスマートフォンやタブレット、レコーダーなど様々な機器と連携することもできる。

本体のサイズは約17.6×5.1×17.6cm。

KDDIは8月より、ジャパンケーブルネット(JCN)と共同で、サービス提供に向けたトライアルを開始する予定だ。

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【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース(PDF)

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