ARROW X F-10D
ARROWS XはNVIDIA製のクアッドコアプロセッサ「Tegra 3」を採用したスマートフォンで、高速性能が最大の魅力だ。
実際にはTegra 3はメインとなる4コアに加えて低負荷時に省電力駆動させるための「コンパニオンコア」を搭載するため、「4-PLUS-1」のコア構成となっている。低負荷時にコンパニオンコアのみで駆動させることで、バッテリーの無駄な消費を防ぎ、高い省電力性能を実現したとされている。
また、OSはAndroid 4.0で、ディスプレイはHD解像度(1280×720)のTFT液晶だ。サイズは約4.6インチ。高速性能を有するプロセッサに高解像度の大画面液晶に加え、カメラも優秀だ。CMOSセンサーにはソニー製の裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」を採用し、有効画素数は約1310万画素だ。
Exmor R for mobileは薄暗い場所でも明るく綺麗な映像を残せるなど、モバイル端末向けCMOSセンサーとして非常に優秀なため、ソニー製スマートフォン以外の端末への採用事例も増えてきている。
さらに「All in one」と題したように、様々な機能がてんこ盛りになっている。ワンセグ、おサイフケータイはもちろん、防水性能、富士通端末ならではの指紋センサーも搭載し、ケーブルレスで充電できる「おくだけ充電」にも対応する。
Wi-Fiも日本メーカー製端末では珍しく、IEEE802.11a/b/g/nに対応し、より快適なWi-Fi環境を実現できるようにしている。バッテリーの容量は1,800mAhだ。
本体カラーはブラック、ホワイト、ブルーの3色展開で、サイズは約135×67×11.7mm、重さは約152gとなっている。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/ARROWS X F-10D製品紹介ページ