Walkman F800 |
それぞれカラーやストレージ容量別など複数の型番が用意されるシリーズ商品となっている。また、全機種ともソニーの音楽配信サービス「Music Unlimited」に対応する。
ここではF800シリーズについて概要を紹介していきたい。
F800シリーズにはストレージ容量別に3つのモデルが用意される。8GBの「NWZ-F804」、16GBの「NWZ-F805」、32GBの「NWZ-F806」だ。数多くの楽曲をストックしておきたいユーザーの場合は32GBモデルの一択になるかもしれないが、普段よく聴く曲を適度な数入れておくだけで良い、という場合には8GBモデルでも十分だろう。
仮に128kbpsで1曲あたり4分と考えて概算した場合、8GBモデルで約1300曲、16GBモデルで約3300曲、32GBモデルで約7300曲入ると紹介されている。しかし、現実には音楽データのほか、アプリの追加や動画データを入れる可能性もあり、音楽データに割ける容量は減るはずだ。あくまでも目安と捉えたい。
対応するオーディオフォーマットはMP3、WMA(Non-DRM)、AAC-LC(Non-DRM)、HE-AAC、Linear PCM、FLACで、動画はMPEG4、AVC(H.264/AVC)、WMV9(Non-DRM)。内蔵バッテリーでの連続駆動時間は音楽再生で約20時間、動画再生で約4.5時間だ。バッテリーをフル充電するのに掛かる時間は約4時間となっている。サウンド関連の性能では、デジタルアンプ「S-Master MX」の搭載している点も魅力。原音に忠実な再生を実現してくれる。他にも5つのクリアオーディオテクノロジーを採用し、xLOUD技術にも対応する。
また、FMラジオも搭載しているので、音楽や動画を楽しむほかラジオを利用することもできる。
Walkman F800シリーズ
注目すべきはOSにAndroid 4.0を採用し、3.5インチのマルチタッチ対応TFT液晶ディスプレイ(解像度は800×480)を搭載したAndroid端末でもあるという点だ。プロセッサにはNVIDIA Tegra 2を採用する。携帯電話回線には非対応だが、Wi-Fi(無線LAN)を搭載しているので、インターネット利用も可能。さらに、Google Playストアへのアクセスも可能なので、アプリを後から追加することもできる。GPSも利用できる。
本体のサイズは約114.5×57×8.9mmで、重さは約100g。ヘッドフォン(MDR-EX0300E)が同梱される。もちろんF800シリーズもBluetoothに対応しているので、市販のBluetoothヘッドセットの利用も可能だ。
ウォークマンの新シリーズは欧州で18日より販売開始となる。
Walkman F800シリーズの利用イメージ
Walkman S770BTシリーズ
Walkman E570シリーズ。
Walkman E570シリーズの利用イメージ
左:Walkman E470シリーズ。右:E473Kにはポータブルスピーカードックが付属。
【情報元、参考リンク】
SONY/プレスリリース