審査結果 |
本件では、773MHzから803MHz以下の周波数を利用する特定基地局の開設を目指す3社、NTTドコモ、KDDI/沖縄セルラー、イー・アクセスからの申請を受けていた。今回の答申を受け、3社とも開設計画が認定されたことになり、月内にも正式に免許が交付される見込み。
イー・アクセスは793MHz〜803MHz、NTTドコモは783MHz〜793MHz、KDDI/沖縄セルラーは773MHz〜783MHzの周波数の認定を受ける。
この帯域の周波数は“プラチナバンド”と称され、繋がりやすい周波数として価値が高いとされている。障害物などがあっても迂回して電波が届きやすいなど、通信環境を大きく改善する効果があり、3社の中では特にイー・アクセスが獲得に力を入れていた。
また、同じくプラチナバンドである900MHz帯の周波数割当は先日ソフトバンクモバイルが受け、7月からサービスの提供を開始する予定だ。
イー・アクセスは電波監理審議会の答申を受け、次のコメントをリリースしている。
「700MHz 帯は“プラチナバンド”と呼ばれ、当社が現在使用している 1.7GHz 帯と比較し、
より効率的に幅広いエリアをカバーできる特性を持っています。当社にとって初のプラチ
ナバンドの割当となりますので、当該 700MHz 帯を有効活用し LTE の更なる普及に努めて
いく所存です」
【情報元、参考リンク】
総務省/報道資料
イー・アクセス/プレスリリース(PDF)