「スマ保」は、「保険をてのひらに。」をコンセプトとして開発されたサービスで、自動車保険の契約の管理、緊急時のナビゲート、事故に対する備えなどの機能/サービスを利用できるアプリとして提供される。Androidの場合はAndroid 2.2以降のOSが搭載された端末、iPhoneの場合はiOS 4.1以降が動作要件となる。
この「スマ保」アプリは三井住友海上火災保険の契約者に限らず、誰でも利用可能となっている。ただし、一部の機能は契約者のみに限られる。
契約者限定の機能には「ご契約の管理」と「緊急時ナビゲート」がある。前者はスマートフォンから契約内容の確認、変更手続きがカンタンにできるもの。後者はクルマが故障したときやトラブル時のレッカーサービスの際に、コールセンターへユーザーの位置情報等を送信できるほか、クルマにスマートフォンを設置しておくと、事故の衝撃を感知した場合に、必要な対応や連絡先を自動的に画面表示してくれるなどのサポート機能。
次に、契約者以外でも利用できる機能には、「運転診断機能」と「安全運転チェッカー」がある。
「運転診断機能」は、スマートフォンをクルマにセットしておくことで、運転時の揺れなどを元に、ユーザーの運転傾向を分析・診断してくれる機能。さらに、事故時の衝撃を感知すると、その前後の画像を自動的に録画してくれるドライブレコーダー機能も搭載している。ドライブレコーダー機能はスマートフォンに搭載されたカメラを利用するため、ダッシュボード等に固定するためのクレードルなどの車載装置が必要になる。
しかし、クレードルさえあれば、スマートフォンで手軽にドライブレコーダー機能を利用できることはドライバーにとってはありがたい。
「安全運転チェッカー」はゲーム感覚で手軽に運転適性のチェックができる機能で、コンテンツが順次リリースされる予定。
「スマ保」の利用料金は無料だ。
【情報元、参考リンク】
三井住友海上火災保険/「スマ保」紹介ページ
