左:インターナビ ポケット、右:WX-135CP
さらに、ホンダアクセスは同日、約6.1インチの液晶ディスプレイを搭載した車載用ディスプレイコンポ「WX-135CP」を発売した。WX-135CPはAM/FMラジオ、CDドライブ、ワンセグ、USB、SDカードスロットなどを備えたディスプレイコンポ・ユニットで、それ自体にはカーナビゲーション機能が内蔵されていない。
しかし、「インターナビ ポケット」をインストールしたiPhoneを接続することで、インターナビの画面を表示させることができる。音声案内も聞くことができる。iPhoneの電話をハンズフリー通話することもできるし、iPhone内の音楽を聴くことも可能だ。
残念ながらアプリは現在のところiPhone向けのみとなっており、Android(アンドロイド)版の登場は今夏の予定だ。しかし、iPhoneを利用しているホンダ車のユーザーであれば一度は試してみたい。
すでにドライブロケーターをインストール済みの方の場合は、App Storeでアップデートをすれば「インターナビ ポケット」に変わる。
なお、「インターナビ ポケット」のナビゲーション機能は3,000円/年と有料だ。VICS対応の場合は3,700円/年。だが、5月24日から7月31日まで、1か月間無料で利用できるキャンペーンが展開される。さらに、WX-135CPの購入者は3年間無料で利用できる。
現在のWX-135CPはiPhoneのみのサポートだが、Androidへの対応もしくは対応機の投入にも期待したいところだ。
スマートフォンをカーナビとして代用する際、ダッシュボードに設置するクレードルを使う方が多いと思うが、ここにきてパイオニア(記事はこちら)、ホンダからディスプレイ・ユニットが立て続けに発表されており、より大きな画面で専用機さながらの見やすさで利用できる環境が整い始めている。
WX-135CPの標準価格は69,000円で、オプションのiPhone用接続キットは14,175円となっている。
【情報元、参考リンク】
ホンダ/プレスリリース
ホンダ/WX-135CP製品紹介ページ