動作要件はAndroid 2.2以降のOS及びVGA以上の解像度を持つディスプレイの端末で、推奨環境はAndroid 2.2/2.3/4.0搭載、3インチ~7インチのディスプレイとなっている。基本的に国内で流通しているスマートフォン/タブレットでは問題なく動作するはずだ。Android 3.x系のOSが搭載された端末については、3.x系への画面の最適化は図られていないものの、動作は問題ない。
jigtwiはNTTドコモのiモードケータイ(フィーチャーフォン)におけるTwitterアプリでは人気No.1のクライアント。NTTドコモが運営する「dマーケット」の「SNS/コミュニティ」カテゴリにおいてダウンロード数1位を記録(4月18日時点でのjig.jp調べ)し、DAU(デイリーアクティブユーザー)も7万程度に達しているものとみられている。
そのjigtwiのAndroid版が登場した。
画面構成や基本的な機能はフィーチャーフォン版を踏襲している(右上図や下図参照)。フィーチャーフォン版のjigtwiユーザーはすぐに慣れるはずだ。また、jigtwiを使ったことのない方にとっても、特に迷うことなく、すぐに使いこなせるアプリとなっている。画面構成、操作系がシンプルかつ分かりやすいものにまとまっているからだ。
メインのタブは「ホーム」「@(リプライ)」「DM(ダイレクトメッセージ)」「リスト」「検索」「プロフィール」で、これらの画面の切替は上部に常時表示されるメニューアイコンをタップするか、画面を左右にスワイプすることでできる。どちらでも好みの方法で切替可能だ。
左:「ホーム」。右:スワイプ操作例(スワイプ途中)。移動はスワイプでも可能。
また、タイムラインの上端、下端への移動がワンタッチでできるよう、画面下にはそのためのボタンが用意されている。他にもツイート作成、リロード、メニューボタンが画面下部に常時表示される。
上部、下部のメニューが常時表示されることで、初心者やスマートフォンの操作に慣れていないユーザーでも操作系、機能を悩まず、迷わずに使えるようになっている。また、下部メニューの存在などにより、スマートフォンを片手で持ったときの操作もしやすくなっている。
左:メニューボタンをタップしたところ。メニューは端末のメニューキーや
Android 4.0におけるソフトウェアメニューキーからも立ち上げ可能。
右:タイムラインのリロードは、リロードボタンのほか、“引き下げて離す”操作でも可能。
「メニュー」→「設定」内の項目。
同社によれば、今回のAndroid版は下記のコンセプトで開発されたという。
・所見でも使いやすい、シンプルかつ洗練されたUI
・高速に動作し、ストレスなく利用することが可能
・タッチUIに最適化し、Androidで使いやすい
このコンセプトを念頭に、既存のフィーチャーフォン版のjigtwiのコンセプトも受け継ぎつつ、タッチ操作主体のAndroid向けに最適化したアプリとして開発されている。
なお、今回リリースされた初期バージョンのアプリでは、他のTwitterクライアントアプリでは標準とされるいくつかの機能が非搭載となっている。例として通知機能、マルチアカウント機能などがサポートされていない。しかし、ターゲットユーザーはヘビーユーザーよりもどちらかと言えば初心者から中級者寄りなので、これらの機能がなくともあまり大きな問題ではないだろう。しかし、リプライやDMの通知はやはりあると便利なので、バージョンアップでの機能追加に期待したいところ。
今後のバージョンアップ計画にはいくつもの機能が候補に上げられており、パワーアップしていく予定となっている。フィーチャーフォン版で人気の配色設定カスタマイズなども将来的にはバージョンアップで搭載される可能性があるという。
同社はAndroid版のリリースにあわせ、サポート窓口としてTwitterのアカウント「@jigtwi_android」も開設している。
【情報元、参考リンク】
Google Play/jigtwi
jig.jp