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KDDI、大リーグボール養成スマートフォン「MAKYU 01」を発表。重さ5kg、圧倒的ハイスペック&ハイリスクが魅力のモデル

MAKYU 01
(C) KDDI CORPORATION.
KDDIは1日のエイプリルフール、画期的な端末、大リーグボール養成スマートフォン「MAKYU 01」を発表した。MAKYU 01は圧倒的なハイスペックとハイリスクが特徴のモデルで、“夢を掴むスマートフォン”とされる。

デザイナーは元中日コーチである星一徹氏。星氏は、現役時代は巨人軍に在籍し、のちに川上哲治氏が「幻の史上最高の三塁手」と評した名選手だった。現役引退後、しばらくは酒浸りの日々を送るものの、次第に息子・飛雄馬への野球の英才教育に傾倒していく。

彼が飛雄馬に対して課したスパルタ式の教育は知る人も多いだろう。

また、彼は独自の野球理論からトレーニングの一環として「大リーグボール養成ギプス」を開発している。今回KDDIが発表したMAKYU 01には彼の理論が活かされ、「魔球を投げたい。」という、野球少年ならずともスポーツ好きの男子の多くが憧れる夢を叶えてくれるアイテムだ。

忙しい現代人にとっては十分なトレーニング時間を確保する事も難しい。そんな問題すら解決してくれる。

(C) KDDI CORPORATION.

MAKYU 01は、毎日持ち歩くスマートフォンとして妥協のない筋力強化機構を搭載し、日常の生活そのものをトレーニングに変えてくれる。手にジャストフィットするそのシンプルなフォルムからは想像できないが、重さは何と約5kg。5kgの米袋と同じ重さが片手一本に掛かってくるため、生温いトレーニングではない。

さらに、世界で初めて採用されたハンド・モーション・システムによる革新的な利便性も備えている。

ハンド・モーション・システムは、これまでにない全く新しい操作性と操作感をユーザーに与えてくれる。MAKYU 01を装着した手で行う様々なモーションが、スマートフォンの操作の該当するのだ。各モーションは、マジックボールCPUによって処理され、対応するアプリが即座に呼び出される。

例えば音声通話、メール、カメラ、電子マネーなどの基本的なアプリはプリセットされたモーションでサポートされる。さらに、500に及ぶユーザープリセットのモーション操作を登録することができるので、多彩な操作を手の動きだけで完結する事が可能だ。

カンタンな例では、音声通話はツーアウトのモーション、カメラは両手を使って、メールは小指をたてて、電子マネーはお金を表すジェスチャーで、Facebookの「いいね!」ボタンは、まさに良いね!のモーションで可能だ。

ハンド・モーション・システムの例
(C) KDDI CORPORATION.

ハードウェアの基本スペックは、次の通りだ。

プラットフォームはITTETSU MOBILE、プロセッサはMagic Ball 1.5GHz、ディスプレイは有機EL 約84万色、カメラの有効画素数は約16万画素、連続使用時間は10分の通話に対して3時間の休憩が推奨される、などとなっている。また、プリインストールアプリとして「あの星ナビ」が用意されている。

なお、外部接続については気合いと根性が必要になってくるので注意したい。

カラーラインナップはCONDARA、HINOTAMA、FUSHICHOの3色が用意される。

本体素材や機構部分については、まず手を覆う本体部分には上質なレザー素材が採用されている。このレザー素材によるグラブ部分で手のひらをホールドし、スプリングで繋がれた小さなバンドが各指にセットされる。正確に装着されない場合には電源が入らないようにもなっている。

このMAKYU 01はau史上、ユーザーのパワーとスタミナ、そして強靭な心、根性を最も要求するスマートフォンだ。しかし、この鍛錬を乗り越えることができれば、魔球を投げられるようになるかもしれない。

*本日は4月1日です。

【情報元、参考リンク】
KDDI/MAKYU 01製品紹介ページ

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