KDDIは9日、法人ユーザー向けにauケータイ(フィーチャーフォン)やauスマートフォンにおいて03や06などで始まる固定電話番号での発着信ができるサービス「auオフィスナンバー」の提供を開始すると発表した。提供は10日より始まる予定。
一般に03や06などの固定電話の番号は固定電話でしか発着信できないが、「auオフィスナンバー」を利用すれば、携帯電話端末でも発着信することができる。ただし、利用する電話番号は、ユーザーのオフィス所在地に応じてKDDIから割り当てられる。
この割当番号での発着信はauケータイとauスマートフォンから利用することができ、Android(アンドロイド)搭載端末の場合は「Google Play」(旧名「Android Market」)から専用アプリをダウンロード/インストールすることで、快適に扱うことができる。
発信のダイヤル方法は「0077-26」+相手先電話番号となる。
「auオフィスナンバー」の利点は、外出時でも携帯電話から固定電話番号による発着信が可能なことに加え、固定電話を敷設しにくい複合ビル内の店舗や臨時オフィスなどでも短期間で電話番号を開設・利用できる点が挙げられている。
提供される固定電話番号は、札幌 (011) 、仙台 (022) 、東京 (03) 、千葉 (043) 、横浜 (045) 、さいたま (048) 、名古屋 (052) 、大阪 (06) 、京都 (075) 、金沢 (076) 、広島 (082) 、高松 (087) 、福岡 (092)で、他のエリア・番号についても順次拡大する予定。
さらに、050番号も全国で利用可能だ。
なお、対象機種は法人名義のauケータイもしくはauスマートフォンで、利用料金は下表の通りとなっている。
【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース
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