Androidニュース&アプリ情報メディア

HTC、KDDIとの共同開発スマートフォン「HTC J ISW13HT」を発表。Android 4.0、おサイフ、ワンセグ搭載、WiMAX対応

HTC NIPPONは20日、都内でプレスカンファレンスを開催し、国内市場向けに開発されたAndroid(アンドロイド)スマートフォン「HTC J ISW13HT」を発表した。HTC J ISW13HTはKDDIとの共同開発機種であり、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信、ezwebメール、Cメール送受信などの国内市場向けサービス・機能を搭載したスマートフォン。


ベース機種は2月にスペイス・バルセロナで開催されたモバイル業界見本市「Mobile World Congress 2012」で発表された「HTC One S」となる。

HTC One Sをベースに国内市場向けカスタマイズが施されて生まれ変わった端末だ。しかも、KDDIとの協業第一弾となり、HTCにとっては初の日本オリジナルブランドにもなる。

スマートフォンとしての主な仕様はOSがAndroid 4.0、プロセッサは米Qualcomm製Snapdragon S4 デュアルコア1.5GHz、内蔵ストレージは16GB、ディスプレイは約4.3インチの有機EL(qHD)、メインカメラの有効画素数は約800万画素、サブカメラは約130万画素、端末のサイズは約66×132×10.0mm、重さは約142gなど。

バッテリーの容量は1,810mAhで、カラーラインナップはレッド、ホワイト、ブラックの3色が用意される。

また、ネットワークでは3Gに加えてWiMAXにも対応する。Wi-Fi(無線LAN)はIEEE802.11a/b/g/nに対応する。IEEE802.11aとnをサポートする点もメリットの一つ。

HTC JにはAndroid 4.0に加えて、HTC Senseの最新バージョン4.0、ImageSense、HTC ImageChip、「Beats By Dr.Dre Audio」テクノロジーなども備わっており、様々な面で高品質なユーザー体験をもたらすスマートフォンとなっている。

特に大きな特長がカメラ機能で、HTC Jでは、レンズ、センサー、ソフトウェア、HTC ImageChipなどカメラの各機能をユーザー視点で全て見直しをかけ、既存のデジタルカメラに遜色のない、高性能を目指して開発されている。

撮影までのカメラ起動時間は約0.7秒、オートフォーカスの速度は約0.2秒の高速性能を持つ。さらに、シャッターボタンを押すだけで最大99枚の連写も可能となっている。さらに、写真撮影と動画録画の同時進行も可能になっている。

サウンド面では、高級ヘッドフォンブランドとして知られるBeats Electronicsとの提携により、同社のテクノロジーを採用している。音楽視聴、動画視聴、ゲームを楽しむ際などで高品質のサウンド能力を提供してくれる。

発売時期は5月下旬以降の予定。また、KDDIデザイニングスタジオ(東京・原宿)、au NAGOYA(名古屋・栄)において4月21日から展示が開始される。

なお、KDDIは「HTC J登場キャンペーン」も実施する。キャンペーンサイトで購入宣言をした上で実際に期間中に購入すると、「電池パック」と「HTC J 専用ジャケット」がプレゼントされる。加えて、抽選で500名にヘッドフォン「Beats Solo」がプレゼントされる。キャンペーンサイトは下記リンク先からアクセスできる。
http://cp-entry.kddi.com/j/

UPDATE
誤字修正。

【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件