NHKは13日、Android(アンドロイド)スマートフォン向けのアプリの中に、利用者の電話帳に登録されている個人情報(名前、メールアドレス、電話番号など)を外部に勝手に送信していたものが発見されたと報じた。セキュリティ会社ネットエージェントによる調査結果という。
個人情報を流出させた可能性のあるアプリは計16タイトルで、6万6千人から最大で27万人がダウンロード/インストールしていたものと見られている。これら利用者の電話帳の情報が流出したとすると、場合によっては数十万人から数百万人以上の個人情報が外部に送信された可能性がある。
該当のアプリはtsunakanという配信者が提供していた「けいおん-K-ON!動画」、「うまい棒をつくろう! the Movie」、「連打の達人 the Movie」、「チャリ走 - the Movie」、「ぴよ盛り the Movie」、「空手チョップ! the Movie」、「魔界村騎士列伝 the Movie」、「3D視力回復 the Movie」、「ギャングハウンド the Movie」と、hamunarukaという配信者が提供していた「大盛モモ太郎 the Movie」、「ウォーリーを探 the Movie」、「桃太郎電鉄 the Movie」、「メガ盛りポテト the Movie」、「FC2動画まとめ the Movie」、「スヌーピーストリート the Movie」、「スク水動画まとめ」。
これらのアプリはいずれもアプリ名に入っている人気作品の動画を見ることのできるものという。
tsunakanとhamunarukaと、制作者/配信者名は2つあるものの、どちらのアプリでも国内の同じサーバーへ情報が送信されていたということだ。
ネットエージェントの調べでは、電話帳に登録されている全ての名前、メールアドレス、電話番号をこの外部サーバーへ送信する機能が確認されたと、NHKは報じている。
該当アプリは全て「Google Play」(旧名「Android Market」)からは削除済みのため、新たにインストールすることはできないが、すでにインストールしてしまっている方は早急にアンインストールすべきと呼びかけられている。
海外では今回のような情報送信アプリの例はあるものの国内では珍しい。しかも、アニメやゲームなどの人気作品名などをアプリ名に取り入れていることも悪質だ。アプリ名の効果もあってダウンロード数が膨大な数に伸びてしまったものとみられる。
さらに、この問題で厄介な点は電話帳に登録された情報が送信対象となっていることだ。仮に自分自身が気を付けていても、自分の電話番号を登録している家族・友人・同僚などの端末から自分の個人情報が流出している可能性もある。
【情報元、参考リンク】
NHK/スマホアプリ 情報大量漏洩か
ネットエージェント
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