参考画像:Xperia arc |
同社は2011年モデルに対してAndroid 4.0へのアップデートを提供する方針を示しており(国内モデルに対する具体的な対応機種は未発表)、アップデート提供に向けた準備を進めてきた。昨年12月には開発中のアルファROMをリリースしており、今回はそれに続く新しいバージョンのリリースになる。
今回も前回同様にアンロックした端末において利用できるROMだ。
アルファ版からベータ版の変更点は下記の通りいくつかある。
UIの変更
Android 4.0からUIエレメントを追加。また、2012年の新モデル「Xperia S」(国内ではこの端末とベースを同じくするスマートフォンがNTTドコモ向け「Xperia NX」としてリリース)に用意されたUIの新しい機能も追加。
ロックスクリーンの変更
ロック解除画面からワンステップでカメラを起動できるように改善。また、音楽再生時にはロック解除画面でも再生プレイヤーの操作が可能になった。ロックを解除せずに操作できる。
さらに、将来的な最終版では顔認証によるロック解除機能もサポートする予定。ただし、前面のサブカメラを搭載した端末においてのみの対応。
ネットワーク接続機能の解放
アルファ版ではネットワーク接続が利用できなかったものの、ベータ版ではGSMモデムとFMラジオを利用可能になった。認証機関の認証を通ったため。
Eメールクライアントの改善
EメールクライアントのUIが改善された。よりシンプルになったEメールマネジメントが追加された。
クイックダイヤルの追加
クイックダイヤル機能を追加。
なお、依然としてWi-Fi(無線LAN)、Bluetooth、Gmail、Google Maps、顔認証によるロック解除などは利用できないので注意したい。
下にデモ動画を掲載する。
ベータ版のダウンロード、インストール方法などは下記リンク先を参照してほしい。
【情報元、参考リンク】
Sony Developer World/Android™ Ice Cream Sandwich beta ROM available for unlocked 2011 Xperia™ smartphone models