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本体の希望小売価格は49,800円で、UQ WiMAXオンラインショップでは3月1日から販売開始される予定。
Eee Pad TF101-WiMAXのベースはWiMAX非対応の既存のTF101で、基本的な仕様は同等。しかし、今回のモデルはWiMAXの通信モジュールを内蔵している。特別な外部機器などを必要とせず、電源を入れてすぐに下り最大40Mbps、上り最大15.4MbpsのWiMAX通信を利用することが可能だ。
テザリングにも対応しているので、外部Wi-Fi機器をEee Pad TF101-WiMAX経由でインターネットに繋ぎ、高速データ通信を利用することもできる。テザリングは端末をWi-Fi(無線LAN)の親機(アクセスポイント)として働かせる機能で、ノートパソコンやスマートフォン、ゲーム機などのWi-Fi機器を接続することができる。
ソフトウェア面では、リモートデスクトップ「MyDesktop」と「Polaris Office」のアプリがプリインストールされている。MyDesktopでは、自宅や会社のパソコンを遠隔操作したり、「ASUS Webstorage」上でデータを共有することができるなど、便利な機能を利用可能だ。Polaris OfficeはMS Office互換アプリで、Officeファイルの閲覧などに役立つ。
Eee Pad TF101-WiMAXの主な仕様は次の通りだ。
OSはAndroid 3.2.1、プロセッサは米NVIDIA製Tegra 2デュアルコア1GHz、内蔵メモリは1GB、ストレージ容量は約16GB、ディスプレイは10.1インチ、解像度1280×800、ネットワークはWiMAXとWi-Fiに対応。Wi-FiはIEEE802.11b/g/n準拠。Bluetoothは2.1+EDRをサポートする。センサー類はGPS、デジタルコンパス、照度センサー、加速度センサー、ジャイロスコープなど、一般のスマートフォンやタブレットで標準的なものを一通り装備する。
外部インターフェイスでは、mini HDMI出力端子が1つ、microSD/microSDHCカードスロットが1つ、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ端子が1つとなっている。
カメラは背面と前面に1基ずつで、背面のメインカメラの有効画素数は約500万画素、前面サブカメラは約120万画素だ。
バッテリーの駆動時間は約9.5時間。端末のサイズは約271×177×12.98mmで、重さは約695g。
オプションのキーボードドックも利用可能だ。
下に掲載した写真はデモ機のもの。
左図:右下にはWiMAXへの接続を示す「WX」の表記。
【情報元、参考リンク】
UQコミュニケーションズ/プレスリリース
UQコミュニケーションズ/Eee Pad TF101-WiMAX仕様1(PDF)、2(PDF)