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KDDI、ローソンと業務提携。ローソンで公衆無線LANの提供、NFCの共同実験やプロモーションなどを展開へ

KDDIとローソンは29日、ローソングループの店舗を活用したWi-Fi(無線LAN)スポットの構築を中心に共同ビジネスを展開し、スマートフォン時代におけるユーザーの利便性向上を目指した業務提携を結ぶと発表した。

両社の協業内容は主に5点。

1. ローソン店舗へのWi-Fiスポット設置
2. 「au スマートパス」でのローソングループからの特典提供
3. 各種サービスへの「auかんたん決済」の導入
4. ローソンHMVエンタテイメントによるauスマートフォン向けCDストアの開設
5. NFCの共同実験やプロモーション、キャンペーン等のマーケティングビジネスなど新規事業の検討

それぞれの項目の概要を紹介していきたい。

まず、Wi-Fi SPOTについては、1月末からローソンの一部店舗においてKDDIの公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」の設置がトライアルサービスとして提供されてきた。このサービスを3月1日から本サービスへ昇格させ、全国の店舗へ順次展開する。全国約9,000店舗のWi-Fiネットワークが構築されることになる。

KDDIは3月1日よりauスマートフォンのほか、パソコンやタブレットなどの端末でも「au Wi-Fi SPOT」を利用できるようにするため、ローソンでもそれらの機器を使ってインターネットを手軽に楽しめるようになる(詳細はこちらを参照)。

さらに、約4千万の会員を有するポイントプログラム「Ponta」の会員向けのWi-Fi SPOT「LAWSON Wi-Fi」も設置される。このサービスは3月末から順次提供開始となる予定だ。この無線LANサービスはPontaの会員であれば、KDDI(au)のユーザーでなくとも利用することができる。

次に「au スマートパス」でのローソングループからの特典提供だが、KDDIが3月1日から提供開始する新サービス「au スマートパス」において、ローソングループから各種クーポンが提供される。

「auかんたん決済」については、「HMV for LISMO!」及び「LAWSON HOT STATIONエルパカ」内において、3月1日より利用可能になる予定。

CDストアの開設については、ローソンの子会社であるローソンHMVエンタテイメントが運営するHMVブランドのCD・DVD販売サイト「HMV for LISMO!」がauスマートフォン向けに開設される。購入した商品はローソンの店舗で受け取ることが可能。サービスの提供開始日は3月1日。

アクセス方法はauのポータルサイトから「音楽」→「LISMO(Music)」→「CD&DVD」と進めばいい。

そして最後にNFC及び新規事業の検討についてだが、まず、両社は本人確認の仕組みとしてNFCを活用したサービスを検討する。さらに、「au スマートパス」と「Ponta」を中心とした会員組織との連携を共同で検討するという。

各サービスの利用イメージ

【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース

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