NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイル、イー・アクセス(イー・モバイル)、ウィルコムら通信各社は3日、今冬期の大雪に関して支援措置の対象地域を拡大すると発表した。各社とも支援内容は似たものとなっており、料金支払い期限の延長や端末の故障修理代金の一部減額や端末の貸し出しなどの形で支援を行う。
まず、NTTドコモはすでに災害救助法が適用されている新潟県の上越市・妙高市・長岡市・柏崎市・十日町市・糸魚川市・南魚沼市に加え、青森県のむつ市・横浜町、長野県の小谷村、信濃町、栄村、飯山市、野沢温泉村にて料金の支払い期限の延長と故障修理代金の一部減額等の措置をとる。
料金支払い期限の延長は、端末の利用料金をドコモショップ、コンビニエンスストア、金融機関の窓口で支払っている場合、請求書の支払い期限が延長される。2月請求分が4月2日まで延長される。
修理代金については、端末が破損、故障した場合に一部減額等の措置がとられる。
また、自治体等から要求があった場合には携帯電話、充電器等を貸し出せる準備がされている。
KDDIも支援対象地域はNTTドコモと同じ。
内容は通信サービスの基本料金等の減免や支払い期限の延長、端末修理費用の軽減など。料金減免は、被災したユーザーが自宅から避難するなどの事情で「au ひかり」「メタルプラス電話」「au one net ADSL」「ケーブルプラス電話」などのサービスを全く利用できなかった場合に、ユーザーからの申告によってその期間の月額基本料、付加サービス利用料を減額するもの。
料金の支払い期限の延長は、auの携帯電話サービス、au ひかり等の固定通信サービスの支払いを窓口で行っている場合を対象とし、1月分の請求、2月分の請求の支払い期限が3月31日まで延長される。
次にソフトバンクモバイルだが、こちらも料金の支払い期限の延長、端末の破損や紛失に関する交換費用の一部減免、端末の貸し出しなどの内容となっている。対象地域は災害救助法適用地域なので、NTTドコモ、KDDIと同じ。
イー・アクセスとウィルコムもやはり同種の支援策を提示している。利用料金の支払い期限の延長や端末の修理費用等の一部減免などだ。
なお、各社とも内容は似たものだが、料金の支払い期限については異なるので、各自公式サイトでチェックしてほしい。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース
KDDI/プレスリリース(PDF)
ソフトバンクモバイル/プレスリリース
イー・アクセス/プレスリリース
ウィルコム/プレスリリース
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