(C) Disney.
両機種はそれぞれ異なる特徴を持つ。P-05DもデュアルコアCPUを搭載するなどハイスペック端末である点には変わりないが、ワンセグ、赤外線通信には非対応、ディスプレイは有機ELの美しい表示性能を誇るものの解像度は540×960、一方、F-08Dは1.2GHz駆動のデュアルコアCPU、720×1280のHD液晶ディスプレイ、約1310万画素の有効画素数を持つメインカメラなど、よりハイスペックなハードウェアとなっている。また、ワンセグ、赤外線通信もサポートする。
しかし、P-05Dも必要十分以上のスペックを持つ上でより薄いボディと、スタイリッシュでとても美しいデザインという魅力があり、好みに合わせて選択できるはずだ。
P-05Dの詳細はこちらの記事で確認してほしい。以下、本記事ではF-08Dの特徴をもう少し紹介したい。その後、実機のファーストインプレッション記事を公開予定なので、そちらも参照してほしい。
(C) Disney.
F-08DのOSはAndroid 2.3、プロセッサは米Texas Instruments製のOMAP4430で、1.2GHzデュアルコアとなっている。ディスプレイのサイズは4.3インチ。ネットワークはFOMAハイスピードに対応するので下り最大速度は14Mbps、上り最大速度は7.2Mbps、Wi-Fi(無線LAN)はIEEE802.11b/g/n準拠で、テザリングもサポートする。
最近のドコモのスマートフォンはテザリング対応が標準化しているが、この端末では最大8台までのWi-Fi機器をF-08D経由でインターネットに接続できる。携帯ゲーム機、タブレット、ノートPCなど、様々なモバイル機器を外出先で利用する際に便利な機能だ。
また、国内定番機能についてはワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイの3つともサポートしている。加えて、防水・防塵性能も備える。最近では該当機種が増えてきたため、この言葉での表現もあまり意味がないかもしれないが、いわゆる「全部入りスマートフォン」だ。
さらに、F-08Dにはミッキーのシルエットが描かれた専用の卓上ホルダが付属する。端末をセットする際の間口が広く、適当に置いてもセットできるので使い勝手はいい。
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端末のサイズは約129×64×8.8mm(最厚部:9.8mm)で、重さは約120g。カラーラインナップはSHINY PINKとSHINY WHITEの2色となっている。
発売時期は2月下旬の予定で、事前予約の受付は2月17日から始まる。
なお、もちろんF-08Dでもディズニーならではの様々なコンテンツやサービスが体験できる。
今回発表された2機種はデザインのテイスト、ハードウェアの仕様が異なるので、ユーザーの好みに合わせて選択できるラインナップとしてはとても良いものとみえる。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース