ソフトバンクモバイルは28日、DELL製のAndroid(アンドロイド)スマートフォン「DELL Streak Pro 101DL」を3月3日に発売すると発表した。Streak Pro 101DLは昨年9月29日に開催されたソフトバンクの新商品発表会で初披露されたスマートフォンで、ようやく登場する。当初の予定では1月以降にリリースとされていたため、実際には若干遅れた格好だ。
Streak Pro 101DLは、明るく美しい表示が可能なSuper AMOLED(スーパー有機EL)ディスプレイと、1.5GHzのデュアルコアCPU(Qualcomm MSM8260)による快適な動作性能が魅力のスマートフォンだ。海外メーカー製だけあり、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信には非対応だが、緊急地震速報の利用は可能だ。
OSはAndroid 2.3で、ディスプレイの解像度は960×540、内蔵メモリは1GB RAM、8GB ROM、カメラは背面と前面に1基ずつで、それぞれ有効画素数は約800万、約130万となっている。Wi-Fi(無線LAN)はIEEE802.11a/b/g/n準拠。
端末のサイズは約65×126×10.6mm、重さは約145gで、カラーラインナップはブラック1色の展開となっている。
Streak Pro 101DLの特徴的な機能の一つは専用のクラウドストレージ「SyncUP」への対応。Windows搭載PCと連携し、様々なデータを「SyncUP」を介してスマートフォンと共有することが可能だ。2GBまでの容量を無料で利用することができる。
また、新しいホームウィジェット「Dell Stage 2.0」もこの端末ならではの特徴だ。
Dell Stageのウィジェットでは、ホーム画面から各種SNS、よく見るウェブサイト、連絡先へ手軽なステップでスムースにアクセスすることができる。よくあるウィジェットではあるが、Stageならではのデザインなので、気にいるユーザーには魅力だろう。
とてもオーソドックスなスマートフォンなので、余計な機能やアプリケーションを必要としないユーザーには有力な選択肢になるはずだ。
なお、Streak Proはイー・モバイルからも販売される。ただし、細かい仕様が若干異なるので比較・検討する際は注意してほしい。
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