ソフトバンク、Android 4.0を搭載した「AQUOS PHONE 104SH」を2月10日より予約受付開始へ。2月下旬以降発売

GAPSIS編集部 2012年2月9日

104SH（カラー：ライジングサン）

ソフトバンクモバイルは9日、シャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE 104SH」の事前予約受付を10日から開始すると発表した。発売は2月下旬以降の予定。また、期間中にキャンペーンサイトから購入宣言を行い、104SHを購入後に応募された人にモバイルバッテリーがプレゼントされるキャンペーンも実施される。

104SHは昨年9月29日にソフトバンクモバイルが開催した新商品発表会で披露された新スマートフォンで、「とにかく速さを目指した」というハイスペックが魅力の端末だ。

当初から最新のOSが載る予定とされていたが、実際にAndroid 4.0（開発コード「Ice Cream Sandwich」）を搭載してリリースされることが決まった。

Android 4.0による新しいユーザーインターフェースや数々の新機能を104SHでは利用できる。新しいロック解除画面では、すぐにカメラ、電話などを起動することも可能で、さらにはカメラを活かした顔認証によるロック解除にも対応する。

また、「とにかく速さを目指した」の言葉通り、1.5GHzのデュアルコアCPU（米Texas Instruments製OMAP4460）を搭載し、軽快な動作速度を実現。加えて、ソフトバンクモバイルの下り21Mbpsのデータ通信「ULTRA SPEED」にも対応するので、通信速度面も魅力だ。内蔵メモリは1GB RAM、16GB ROM。

ディスプレイは4.5インチと大型のHD液晶を採用。解像度は1280×720で、迫力ある映像を楽しむことができる。

さらに、僅か約9mmの薄さを持つボディでありながら、IPX5/IPX7相当の防水性能とIP5X相当の防塵性能も持つ。

カメラは有効画素数約1,210万画素のものを搭載し、シャープ製端末ではお馴染みの「スマートファミリンク」機能を活かして、撮影した写真や動画を液晶テレビAQUOSに映し出したり、AQUOSブルーレイで録画した番組をスマートフォンで視聴したりすることもできる。なお、前面に有効画素数約30万画素のサブカメラも搭載する。

ただし、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信には非対応。緊急地震速報はサポートする。

上記3つの国内定番機能には非対応だが、シャープが打倒「Xperia」「Galaxy」を目指して開発したハイスペック・スマートフォンである104SHはこの春大注目のモデルの一つだ。

端末のサイズは約65×129×9.0mm（最薄部：8.9mm）で、重さは約126g。カラーラインナップはライジングサンとディープオーシャンの2色展開となっている。