イー・アクセス（イー・モバイル）、900MHz帯申請結果へコメント。700MHz帯の割当を目指し申請へ

総務省は29日、NTTドコモ、KDDI/沖縄セルラー、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスら携帯電話事業者が申請していた900MHzの周波数帯の割当申請の結果を発表した。プラチナバンドとも呼ばれる900MHzの周波数帯はソフトバンクモバイルが割当を受けることが決定した。

この申請結果を受けて、イー・アクセスはコメントを発表した。

同社代表取締役会長、千本倖生氏はまず最初に、同社への割当が行われなかった結果を残念に思っていると述べた。今回900MHzを得ることができなかったイー・アクセスは、携帯電話事業者4社のうち、プラチナバンドを持たない唯一の事業者となった。

同社は、既存大手3社との高速サービスにおける競争対抗上は当然、さらにLTEの効率的なエリア拡充やトラフィック増への対応といった事業展開上でもプラチナバンドは必要不可欠と考えている。

そこで、同社は700MHz帯への申請を行う方針を示した。千本氏は次のように述べている。

「700MHz帯は900MHz帯と同じくLTEの普及促進を目途とした一連の周波数政策であると理解していますので、総務省殿における 700MHz 帯の認定においても、900MHz帯の審査を踏襲し、事業者間における周波数のイコールフッティング確保を図っていただくことを要望します」

【情報元、参考リンク】
イー・アクセス/プレスリリース（PDF）
GAPSIS/900MHz帯の周波数割当はソフトバンクに決定