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ドコモ、音声で操作できる「しゃべってコンシェル」を3月1日13時から無料提供開始へ。ひつじのしつじくんに話すだけ

NTTドコモは3月1日13時より、Android(アンドロイド)スマートフォン向けに「しゃべってコンシェル」の提供を開始する。提供形態はアプリで、ダウンロード/インストールして利用する。価格は無料だ。また、動作要件はAndroid 2.2以降で、具体的には本記事最後に記した端末で対応している。

しゃべって操作(報道発表資料より)

アプリはAndroid Marketで配信予定。直接ダウンロードページへアクセスしてインストールしてもよいし、もしくは「dメニュー」のサービス一覧から「しゃべってコンシェル」へと進んでダウンロードすることもできる。

「しゃべってコンシェル」は米Appleのスマートフォン「iPhone 4S」に搭載された音声アシスタント機能「Siri」のようなものだ。Siriでは、iPhoneに話しかけると音声で返事をしてくれ、いくつかの操作も行うことができる。しかし、現在のところ日本語には対応していない。

一方の「しゃべってコンシェル」はもちろん日本語で利用可能だ。

使い方はカンタンで、「iコンシェル」でお馴染みのひつじのしつじくんに話しかけるだけだ。ユーザーが話しかけた内容に従って、電話のダイヤル画面を表示してくれたり、メールの作成画面を表示してくれたり、カメラを起動したり、いくつかの操作を自動的に行ってくれる。

ユーザーが入力した音声は、スマートフォンの端末側ではなく、ドコモのネットワーククラウド側で処理される。一旦、ネットワークを介してデータがクラウドへ送られ、そこで解析処理が行われる。この仕組みは、同社が昨年11月から試験提供した通話電話と同様だ。

例えば、「ドコモ太郎に電話」すると話しかければ、電話帳からドコモ太郎を検索し、ダイヤル画面が表示される。「カメラを起動」と言えば、カメラアプリを起動してくれる。「メモ」だとメモの作成画面が現れるといった具合だ。ほかにもスケジューラやメール、アラーム、タイマー、音楽プレイヤーなどの機能を利用できる。

さらに、それらの操作に加えて、知りたいことなどをスマートフォンに話しかけるだけで、dメニューの公式コンテンツに加えてWikipediaなどのコンテンツの中から分析し、ユーザーが質問した内容に即した回答を返してくれる。

対応コンテンツから調べる

現段階でどこまで実用可能かは別として、将来の期待度を含めて楽しみなサービス/アプリと言える。いずれにしても無料なので、ぜひ試してみたい。

なお、下に掲載した機種が対応している。

T-01C [REGZA PHONE] / SC-02B [GALAXY S] / SC-02C [GALAXY S II] / SO-01C [Xperia Arc] / SO-02C [Xperia acro] / SO-01D [Xperia PLAY] / P-01D / T-01D [REGZA PHONE] / SC-03D [GALAXY S II LTE] / F-03D [ARROWS Kiss] / SH-01D [AQUOS PHONE] / [N-01D [MEDIAS PP] / L-01D [Optimus LTE] / F-05D [ARROWS X LTE] / P-02D [LUMIX Phone] / F-07D [ARROWS μ] / L-02D [PRADA Phone] / N-04D [MEDIAS LTE]

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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