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ドコモ、Xi対応モバイルWi-Fiルーター「BF-01D」とUSB型データ通信端末「L-03D」を3月より順次発売へ

NTTドコモは25日、高速データ通信サービス「Xi(クロッシィ)」に対応したモバイルWi-Fiルーター「BF-01D」とUSB接続型のデータ通信端末「L-03D」を3月以降に順次発売すると発表した。両端末とも、LTE規格の高速データ通信サービスXiに対応し、下り最大75Mbpsをサポートする。

BF-01D。前機種BF-01Bと同様にクレードルにセットして有線LANを使うこともできる。

2機種とも、データ通信端末を欲するユーザーにとっては嬉しい新商品だが、特にBF-01Dは、「L-09C」に続く2機種目のXi対応モバイルWi-Fiルーターになるため、選択肢が増える点で大きな魅力となる。BF-01Dは、Xi以外にもFOMA、無線LAN(Wi-Fi)、有線LANに対応するため、用途範囲が広く、様々なシーンでインターネットへの接続を可能としてくれる。

また、L-03Dは、WORLD WING(3G+GPRS)に対応するので、海外でもデータ通信を利用できる魅力がある。さらに、L-03Dには3色のカラーラインナップが揃えられている。ピンク、ブラック、ホワイトだ。BF-01Dはホワイト1色のみ。

これまで「BF-01B」を使い、後継機種である「BF-01C」の登場を待っていた方や、BF-01Bを使っていなくてもBF-01Cを待っていた方がいると思う。BF-01Cは当初、昨年夏モデルとして発表され、L-09Cに続くXi対応モバイルWi-Fiルーターとしてリリースされる予定だったが、FOMAハイスピードの最大受信速度向上や筐体デザイン等の一部仕様の変更が行われ、「BF-01D」へ型番変更して今回登場することになった。

FOMAハイスピードに対応するので、Xiエリア外であっても下り最大14Mbpsの通信を利用することができる。

また、16GBの内蔵メモリを搭載し、ネットワーク連携機能やメディアサーバー機能を利用することもできる。簡易的なNAS(ネットワーク対応ハードディスク)のような使い方もできる。メディアサーバー機能については、内蔵メモリに保存した画像や動画ファイルをDLNA対応のテレビなどで手軽に楽しめる、というものだ。

さらにWi-Fiルーター機能としては、最大12台までのWi-Fi機器を接続可能な点も大きな魅力だ。その上、最近のモバイルWi-Fiルーターでは搭載が標準化してきたマルチセキュリティにも対応する。2種類の異なる暗号レベルの端末を同時に接続、利用することができる。

BF-01Dのサイズは約68×108×21.4mm、重さは約193g。連続通信時間はFOMAの場合が約5.5時間で、Xiの場合が約4時間、連続待受時間は約30時間となっている。

一方、L-03DもXiとFOMAをサポートし、幅広いエリアをカバーする。

L-03D

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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