ただし、デモ機の展示は行われたので、本記事では端末の概要とそれらの写真を紹介したい。
まず、TF101-WiMAXはUQコミュニケーションズの高速通信サービス「WiMAX」に対応する端末となる。そのため、対応エリアであれば非常に速い、快適なデータ通信を利用することができる。WiMAXの機能は内蔵されるため、別途外部機器などを取り付ける必要などもない。さらに、Wi-Fiテザリング機能も使えるので、スマートフォンや他のタブレット、ノートPC、携帯ゲーム機などのWi-Fi機器をTF101-WiMAX経由でインターネットに接続することもできる。
ディスプレイは10.1インチのIPS液晶で、精細な表示(解像度:1280×800)と広い視野角が特長。さらに、強度確保のため米Corning社の化学強化ガラス「Gorilla Glass」を採用し、擦り傷などへの耐性もある。
ビジネス用途での利用も想定し、MS Office互換アプリを搭載し、別売りのモバイルキーボードドックにも対応する。
基本的な仕様は通常のEee Pad Transformer TF101と同等。Android 3.2、デュアルコアCPU、有効画素数約500万画素のメインカメラ/約120万画素のサブカメラ搭載などとなっている。
左図:右下にはWiMAXへの接続を示す「WX」の表記。
【情報元、参考リンク】
UQコミュニケーションズ
GAPSIS/UQ、WiMAXの地下鉄エリア拡大進む。都営三田線神保町駅のエリア化完了。2月末以降には横浜市営地下鉄でも利用可能に
GAPSIS/UQ、WiMAX+auエリア対応のモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi WALKER DATA08W」を発売へ
GAPSIS/UQ、京都大学でキャンパスネットへの接続が可能なモバイルWiMAXサービスを提供へ。学生・教職員がモバイル端末から手軽に利用可能