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Google、有料アプリ販売者等に一時的に購入者の住所や電話番号が表示されていた不具合を修正したと発表

Googleが提供しているオンライン決済サービス「Google Checkout」において、ユーザーの個人情報に関わる不具合が発生していたことが明らかになっている。同社はオンラインショッピングなどの他、Android(アンドロイド)向けのアプリマーケット「Android Market」においてもGoogle Checkoutのサービスを導入している。

Android Marketでの有料アプリの購入はGoogle Checkoutというサービスを介して行われており、このサービス上からクレジットカード決済やキャリア決済(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクなどの通信会社が提供する決済手段)を選択し、ユーザーはアプリの購入代金を支払う形となっている。

通常時であっても、アプリの販売者(登録/配信者)は専用の管理ツール「Google Checkout マーチャントセンター」において購入者の名前や住所の一部、メールアドレスを確認できるようになっている。ところが、今回発覚した不具合では、購入者の住所が一部ではなく全て、加えて電話番号まで表示される状態となっていた。

本来は発送を伴う物販において販売者が見られる購入者情報が、アプリなどのデジタル製品を販売している販売者の管理画面においても一時的に見られるようになってしまった不具合。

しかし、この問題は修正され、APIについても数日以内に直される予定になっている。同社は本件に関して影響を受けた購入者への謝罪の言葉を述べている。

UPDATE
一部文言が正確ではなかったため、修正しました。「ユーザーの住所」→「購入者の住所」へ変更しています。

【情報元、参考リンク】
Google/Google Checkout マーチャントセンターとその API において不具合が発見

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