左:NSZ-GS7、右:NSZ-GP9
同社は一昨年の秋にGoogle TVを搭載した世界初のテレビ「Sony Internet TV」を米国で発売した。それに続くGoogle TV採用製品で、新たにネットワークメディアプレーヤーとBDプレーヤーが加わる。
これらの製品は、テレビとHDMI接続することで、放送番組とインターネット上の様々なコンテンツ、アプリなどをシームレスに一度に楽しむことができる点が魅力。Google TV自体、“インターネットとテレビの融合”をテーマに開発されたプラットフォームであり、それに準じた特徴を持つ。
さらに、ソニーはシームレスかつ快適に様々なコンテンツを楽しめるように、新開発のリモコンを用意した。スマートフォンやタブレットなどで馴染みのある手軽な操作ができるタッチパッドを搭載しつつ、バックライト付きのキーボードや音声認識用のマイクを備える。さらに、ゲームアプリなどを快適に楽しめるよう、3軸のモーションセンサーなども搭載している。
キーボードはリモコンの背面に用意され、バックライトが付いている。また、ユニバーサルリモコンに対応した機種であれば、このリモコンで、テレビやセットトップボックス、AVアンプなどを一括して操作することができる(*NSZ-GS7/NSZ-GP9に接続された機器に対して)。
リモコン。裏面にはキーボードを備える。
さらに、XperiaシリーズをはじめとするAndroidスマートフォンやタブレット、iPhone/iPadとの連携機能も搭載されている。「Media Remote」機能は、モバイル機器で閲覧しているウェブサイトをテレビに表示したり、テレビに表示しているウェブサイトをモバイル機器に取り込むことができる。
両機種の発表にあたり、ソニー業務執行役員 SVP、ホームエンタテインメント事業本部長を務める今村昌志氏は次のように述べている。
「ソニーは、業界に先駆けて“Google TV”プラットフォームを採用した商品を2010年に導入しました。新機種では、Sony Internet TVで培ったノウハウを活かし、ユーザー体験を向上させた新商品を、より多くのお客様にお届けします。さらに、モバイル機器はもちろんのこと、液晶テレビ<ブラビア>との親和性を高めることで、ホームエンタテインメントの新しい価値を創造してまいります」
また、米GoogleでGoogle TV製品開発 副社長を務めるマリオ・ケイロス氏は「私たちは、グーグルテレビにおけるソニーとの強力なパートナーシップに大いに期待しています。昨年10月に行ったソフトウェアのアップデートは、多くのお客様に好評をいただいており、2012 年には、より多様な新しい製品を、より多くの国・地域のお客様にお届けできるようにしたいと考えています」とコメントを寄せている。
【情報元、参考リンク】
ソニー/プレスリリース