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auスマートフォン新商品「INFOBAR C01」デモ機のファーストインプレッション

1月16日、KDDIは新製品発表会を行い、2012年春モデルとして5機種のAndroid(アンドロイド)スマートフォンを発表した。ここでは、実機を触ってみた様子を、写真と共に紹介する。なお、すでに東京・原宿のKDDIデザイニングスタジオなどでデモ機の展示が行なわれている。興味のある方は、これらの施設ですぐに試すことができる。写真は発表会とKDDIデザイニングスタジオで撮影した。

テンキーを装備して、オリジナルのINFOBARによく似たデザインに変わった

「INFOBAR C01」はテンキーを搭載し、ガラケー(従来型ケータイの通称)時代に大人気を博した「INFOBAR」(2003年発売)や「INFOBAR2」(2007年発売)を彷彿するデザインとなった。INFOBARの「BAR」というイメージにあまり合わなかった初代のスマホ版「INFOBAR A01」に比べ、C01はまさしく棒状。スマホらしからぬデザインにキュンときた方は多いだろう。なお、INFOBAR A01に比べて画面が小さくなり(3.7型→3.2型)、解像度も変わったが(960×540→854×480)、縦3列の「iida UI」の画面デザインは変わっていない。

INFOBARといえば、この配色。「NISHIKIGOI」の正面。横幅は52mmしかなく、小さな手の人でも持ちやすい

左側面には電源ボタンとボリュームボタンを装備。
右側面には「INFOBAR」のロゴ。

底面にはmicro USB端子。外部端子はこれだけで、ヘッドホンは変換アダプター経由で接続する。
すっきりとした天面。

背面のカメラには、800万画素のCMOSセンサーを搭載する

とにかく、かわいらしいデザインが目を惹く。カラーバリエーションは、「NISHIKIGOI」「ICHIMATSU」「KIIRO」の3色を用意する。

男性に人気があるという「ICHIMATSU」

「KIIRO」は、INFOBARに新たに加わったカラーバリエーション。
「北欧のモダンなセンス」を狙ったという

テンキーを装備しており、ガラケーのように日本語を物理的なテンキーで入力できる。ただし、矢印キーなどは装備していなく、ガラケーと同じなのは、かなの入力まで。漢字変換後は、タッチパネルでの操作となる。このため、完全にガラケーと同じように入力できるわけではない。個人的には、テンキー+タッチパネルによる日本語入力も悪くないと感じたが、気になる人は実際に試してみることをお勧めしたい。

テンキーを使って文字を入力しているところ。
文字削除や文節移動、変換候補の選択はタッチパネル側で操作する


INFOBAR C01の独自のUIとしては、テンキーの長押しでカメラ、メールなどのアプリを一発で起動できるようになっている。ユーザーが自由にアプリを設定できる。

また、ロック解除画面でも、フリックの方向によってカメラ、メールなどのアプリをすぐに起動することができる。


ロック解除画面は、ただロックを解除するだけでなく、メール、カメラ、電話の各アプリをクイック起動できる

1~9のテンキーにはアプリ起動のショートカットを割り当てできる。
テンキーを長押しすることでアプリが起動する

説明員によると、「さらにボタンを増やすと縦に長くなり過ぎるというデザインの観点から、『発話』『終話』ボタンは搭載しなかった」とのこと。ただ、代わりに「1」キーで電話を受けたり、電源ボタンで電話を終わらせたりできる(初期状態では無効のため、設定の変更が必要)。ちなみに、いきなりテンキーで電話番号を入力し始めると、電話アプリが起動して、そのまま電話をかけられる。

ガラケー風に音声通話してみる。設定を変更すると、「1」キーで電話を受けて、
電源ボタンで電話を終わりにできる

(記事:吉川敦

【情報元、参考リンク】
GAPSIS/au、INFOBARシリーズの新スマートフォン「INFOBAR C01」を発表。テンキー搭載モデル。2月上旬以降発売へ

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