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ファーウェイ、世界最薄スマートフォン「Ascend P1 S」を発表。薄さ約6.68mm、Android 4.0、デュアルコアCPU、有機EL搭載

Ascend P1 S
ファーウェイは米国時間9日、世界最薄のスマートフォン「Ascend P1 S」を世界最大の家電見本市「2012 International CES」(米ラスベガスで開催)で発表した。Ascend P1 Sは、端末のボディの厚さが僅か6.68mm。9日時点における同社調べで世界最薄のスマートフォンとなる。

非常に薄いボディながら、中身の性能は高く、OSはAndroid 4.0(開発コード「Ice Cream Sandwich」)、プロセッサは米Texas Instruments製OMAP 4460(デュアルコア1.5GHz)、ディスプレイは4.3インチのSuper AMOLED(スーパー有機EL)となっている。解像度は960×540だ。

さらに、ディスプレイ表面は米Corning社製化学強化ガラス「Gorilla Glass(ゴリラガラス)」で強化している。

同社はAscend P1シリーズとして同機能で厚さ約7.69mmの「Ascend P1」もあわせて製品化した。両機種ともバッテリーの容量も大きく、1,670mAhとなっている。非常に薄いボディの端末としてはトップクラスの容量だ。また、1,800mAhのバッテリーを搭載するモデルの開発も計画されている。

端末の横幅は64.8mmで、持ちやすい一般的なサイズ。カメラはHDRに対応した有効画素数約800万画素のメインカメラと、130万画素の前面サブカメラの組み合わせ。

Ascend P1 S、Ascend P1の両機種は欧州、アジア、北米、オーストラリア、中東、中国で2012年4月に発売予定。

ファーウェイ・デバイスのチェアマンを務めるRichard Yu氏はAscend P1 Sについて次のように述べている。

「私たちは CES 2012 で世界最薄スマートフォンを発表できたことを大変嬉しく思っております。Ascend P1 S は最新のハードウェアとソフトウェアの技術を駆使して、イノベーション性に溢れた高品質な製品を皆様に提供していくというファーウェイのコミットメントを実証した製品です」

ファーウェイは、日本ではソフトバンクモバイル向けに「Vision 007HW」、イー・モバイル向けに「GS02」をリリースしている。

【情報元、参考リンク】
ファーウェイ・ジャパン

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