NTTドコモは1日、同社のAndroid(アンドロイド)スマートフォン向けに提供しているspモードメールアプリにおいて、11月18日以降にVer.5200へのバージョンアップを実施した場合に、いくつかの不具合が確認されたと発表した。
不具合を解消する改修版のリリースは12月中旬の予定。ただし、本改修版を導入してもユーザーの利用状況によっては不具合が完全には解消されない場合がある。これは、現時点で全ての調査が終わっていないためであり、その場合はその後に改めて新しい改修版がリリースされる見込み。
今回発覚した事象は下記の5点。
(1)メールアプリを起動した時に画面が黒くなる
下記のバージョンから5200にバージョアップし、アプリを起動した際に、メールデータの変換処理のため画面が黒くなる。数秒から10分程度待つことで利用できるようになる。
・Ver.4700(2011年7月28日リリース)⇒Ver.5200
・Ver.4800(2011年7月29日リリース)⇒Ver.5200
上記以外の場合にも画面が黒くなる可能性がある。
なお、メールデータの変換処理中に、電池パックを取り外す等により強制的に電源を落とした場合、アプリのアンインストールが必要になる場合がある。この場合、メールデータが失われるので、注意してほしい。
(2)メール作成・返信時に強制終了する
「新規メール」、「返信メール」ボタンを押下すると、強制終了画面が表示される場合がある。
(3)メール作成画面の電話帳ボタン押下時に、強制終了する
メール作成画面にて宛先箇所の「電話帳ボタン」を押下すると、 強制終了画面が表示される場合がある。
(4)メール一覧画面にて電話帳に登録してある名前が表示されない
メール受信時に、受信BOXのメール一覧画面で電話帳に登録された名前が表示されず、メールアドレスが表示される場合がある。
(5)メール受信時刻が24時間表記となる
メール受信時刻が0:00ではなく24:00と表示される。
これら事象の発生期間は11月18日以降であり、一部の事象についてはすでに原因の特定がされ、改修作業が進められている。
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