NTTドコモは26日、前週に生じたspモードサービスの不具合を受け、25日付で「ネットワーク基盤高度化対策本部」を設置したことを明らかにした。同社代表取締役社長である山田隆持氏が本部長を務め、代表取締役副社長の辻村清行氏が副本部長となり、取締役常務執行役員以上および各関連組織長らが集まり、計38名のメンバーで構成される。
ネットワーク基盤高度化対策本部は、スマートフォンの利用者急増に対応し、ネットワークの安定的な運用や処理能力の向上などを全社横断的に検討・実現するために設置されるもの。
スマートフォンのユーザーは特に2010年後半から急速に増え始め、2011年はスマートフォン・ブームと呼んでも差し支えないほど、スマートフォンの販売台数が大幅に増えた。これに伴い、ネットワークのトラフィックも急増しており、通信各社のネットワーク・インフラの拡充や、トラフィックをWi-Fi(無線LAN)などに逃がし、分担する措置なども急務となっている。
同社のネットワーク基盤高度化対策本部で扱う対策のポイントは主に次の6点。
(1)スマートフォン増大に伴うトラヒック増への対応
(2)異常時のバーストトラヒックへの対処
(3)ネットワーク装置、spモードサーバなど、端末の連携強化
(4)ネットワーク装置、spモードサーバなどの処理能力の再検証
(5)ネットワーク関連処理手順の再検証
(6)通信障害時の端末からの再接続要求に対する処理の平準化
ブームとは言え、今なおフィーチャーフォン(従来型携帯電話)のユーザーが大多数を占める状況にあり、スマートフォンの本格的な普及はこれからといった段階にある。各社のこういった対策は今後の普及拡大に向けても重要となりそうだ。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/「ネットワーク基盤高度化対策本部」の設置
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