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日本交通、マイクロソフトと協業して全国タクシー配車サービスを開発。スマホからタクシーを呼べる。Android/iPhone版アプリはリリース済み。Windows Phone版も近日提供へ

日本マイクロソフトは13日、日本発となる全国規模でのタクシー配車サービスの展開に関して日本交通と協業すると発表した。日本交通はすでに今年の1月18日よりスマートフォンを活用した、タクシーの配車をアプリから行うことのできるサービスを提供してきた。アプリは「日本交通タクシー配車」の名で、Android Marketで公開されている。


しかし、従来のこのアプリでは、全国のタクシーには対応せず一部の地域しかサポートされていなかった。当然ユーザーからは全国のタクシーへの拡大の要望の声が上がり、今回新たに「全国タクシー配車」というサービス及びアプリが開発されることになった。

アプリはAndroid版、iPhone版は13日にリリース済みで、近日中にWindows Phone版も登場する予定。

今回の全国版のサービスは、日本マイクロソフトの技術協力を得て、マイクロソフトのクラウドシステム「Windows Azure Platform」を活用して開発された。さらに全国のタクシー事業者13グループと提携した上で、国内初となる「全国タクシー配車」サービスとして13日にローンチとなった。具体的には札幌、埼玉、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、福岡の10地域で利用可能で、今後はさらに対象地域が拡大される見込み。

アプリの動作要件はAndroid版がAndroid 2.2以降、iPhone版がiOS4.0以降(iPhone/iPod touch/iPad)、Windows Phone版がWindows Phone 7.5以降となっている。価格は無料。

タクシーの配車場所は地図を使って簡単に指定することができ、注文は数タップの操作で手軽に完了する。いくつかの条件を指定することもできる。また、現在地から最寄りのタクシー会社の料金体系を用いて、タクシーの概算料金を調べることも可能だ。

電話で呼ぶのも大した手間ではないものの、知らない土地の場合は迎え先の場所を指定する際の説明に苦労することもあり、アプリであれば、特にそういう際に役に立つかもしれない。


【情報元、参考リンク】
Android Market/全国タクシー配車
App Store/全国タクシー配車
日本マイクロソフト/プレスリリース

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