Android向け「Google 日本語入力」（β版）が登場

GAPSIS編集部 2011年12月15日

グーグルは15日、Android向けの日本語入力システム「Google 日本語入力 Beta」をリリースした。あくまでも開発中のベータ版としての提供ながら、基本的な機能を使用することは十分に可能だ。Google 日本語入力ならではの独自の強力なサジェスト機能と語彙力を利用することができる。

Google 日本語入力は2009年12月にWindows版とMac版がリリースされ、2010年5月にはオープンソース版が公開された。それらに続く新たなプラットフォームへの対応は今回久しぶりとなり、同社のOS、Androidがサポートされた。

Android版では、Android搭載端末に適した入力方法を導入した上で、デスクトップ版で人気の機能や語彙をできる限りサポートしている。また、モバイル端末からの入力の際によく使われそうな語彙を中心に辞書の再構築が行われ、メール作成や地図の検索、SNSでの投稿などの際に、快適に文字入力ができるような工夫がされている。

動作要件はAndroid 2.1以降で、価格は無料。ただし、タブレット端末とハードウェアキーボードは対象外。また、オフライン状態でも動作する。