パナソニック、欧州市場へスマートフォンを投入へ。携帯端末事業をグローバル展開。2015年度に海外販売900万台を目標

パナソニック モバイルコミュニケーションズは9日、欧州市場へスマートフォンを投入する計画を発表した。2012年3月から投入を開始し、携帯電話端末事業のグローバル展開を進める。さらに、2015年度には海外市場でのスマートフォンの販売台数900万台を目指すことを明らかにした。

同社はグローバルモデル第一弾としてスマートフォンを1機種開発し、その機種を来年の3月に欧州へ投入する。

グローバルモデルの主な特長は、超薄型の「スリム Dシェイプ」デザインと、狭額縁で美しく見やすいQHD 4.3インチ大画面OLED(有機発光ダイオード)ディスプレイ、さらに防水・防塵設計を備える点。

スマートフォンの世界市場では台湾、韓国、米国のメーカーが勢力を増しているが、国内メーカーにも防水・防塵性能や美しい液晶、薄型ボディなどの魅力がある。

この第一弾モデルをリファレンスモデルとし、2012年度中にはラインナップを拡大、欧州においてスマートフォン販売台数150万台を目指す。その後、2015年度には欧州・アジア・中国・米国で900万台、国内で600万台（うち、スマートフォンが500万台）という計画を描く。

【情報元、参考リンク】
パナソニック/プレスリリース