クルマの乗り心地（運転スキル）を診断してくれるアプリ「TOKYO SMART DRIVER 乗り心地診断」が登場

GAPSIS編集部 2011年11月11日

コミュニケーションの力で首都高の事故を減らすことを目指す市民主体型の交通安全プロジェクト「東京スマートドライバー」は10日、横浜市、日産自動車と協力し、環境に優しい次世代交通社会の実現に取り組む「ヨコハマモビリティ “プロジェクトZERO”」とコラボレートしたことを発表した。

コラボレーションによる成果として東京スマートドライバー初のスマートフォン向けアプリ「TOKYO SMART DRIVER　乗り心地診断」がリリースされている。Android（アンドロイド）及びiPhone向けに無料アプリとして配信中。

このアプリを使えば、クルマの乗り心地を客観的にチェックしてくれる。乗り心地といっても、クルマ自体の性能から来るものを測るのではなく、ドライバーの運転スキルによるものを評価する。自分がドライバーとして運転する際、同乗している人が乗り心地をどのように感じているのか、なかなか気づきにくいもの。しかし、このアプリを起動し、車内にスマートフォンを置いたままドライブすれば、すぐにその結果を知ることができる。

発進時、巡航時、減速時ごとに加減速がチェックされ、100点満点で採点してくれる。

例えばコンソールやカップホルダーなどにスマートフォンを置き、出発前にアプリの「Start」ボタンをタップする。あとは2km以上走行し、到着後に安全な場所に停車してから「Stop」ボタンをタップする。これだけで診断結果を知ることができる。また、診断結果は履歴として保存され、確認できるので、乗り心地の良い運転を目指す際の目安として利用することも可能だ。

さらに、アプリには運転のコツというTipsも用意されている。発進時のふんわりアクセルのコツなどを分かりやすく教えてくれる。

ドライバーにとって自分の運転を見直すキッカケになりそうだ。