Mozillaは8日(米国時間)、ウェブブラウザ「Firefox」の各プラットフォーム向けの最新バージョン8.0をリリースした。Windows版、Mac版、Linux版などのデスクトップ向けに加え、Android(アンドロイド)版もバージョン8.0が用意されている。すでにインストール済みの方はアップデートすることで最新版の利用が可能。まだインストールしていない方は、Android Market上のこちらのページから入手できる。価格は無料で、動作要件はAndroid 2.1以降。
本記事ではAndroid版に絞った紹介をしていくが、今回のバージョンでは、パフォーマンスの向上や不具合改善のほかに主に2つの新機能が導入されている。
1つ目がブックマークしたサイトのショートカットをホーム画面へ配置できるようになった機能だ。これにより、日常利用するサイトへのアクセスをより早く、手軽に行えるようになる。また、ウェブアプリを利用する際も、ショートカットを使うことであたかもネイティブアプリのような感覚で起動することができるようになる。
2つ目は、マスターパスワードの機能だ。ユーザーIDやパスワードを要求するウェブサイトの場合、各サイトごとにそれらの情報をブラウザで保存することができるが、マスターパスワードを利用することでセキュリティを向上させることが可能となる。1つのマスターパスワードで、保存された全てのユーザーIDとパスワードを暗号化することができる。
なお、MozillaはFirefox 4以降、高速リリースサイクルへ移行し、メジャーアップデートとセキュリティアップデートを区別しない最新版を原則として6週間ごとに提供している。
【情報元、参考リンク】
Android Market/Firefox
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