しかし、国内でも正式発表されたことで、より詳しい内容が明らかになった。
まず、インドア Google マップはAndroid 2.2以上のOSを搭載するスマートフォンで、最新の「モバイル Google マップ 6.0」をインストールすることで利用できる。通常、Google マップはプリインストールされているので、Android Marketでアップデートすることで利用可能となる。
インドアマップの閲覧の仕方はカンタンで、ただ単に拡大操作を続けていくだけ。インドアマップに対応した施設を拡大した際には、その屋内地図が表示される。この地図は階層別に情報が収められているので、各フロア(各階)別にマップを確認できる。
例えば、Google マップを起動し、「東京駅」で検索してほしい。拡大していくと駅の構内図が表示され、画面右側に、上から順に「2 1 B1 B3 B4」と記されたボックスが表示される。これがフロア切り替えのボタンで、東京駅の場合は2階、1階、B1階、B3階、B4階のマップを見ることができる。
屋内における現在地表示にも対応しており、GPSによる情報のほか、携帯電話の基地局の情報やWi-Fiなど、いくつかの情報を元に現在いる場所(フロアも含めて)を判別している。
現時点でインドア Google マップに対応している施設は次の通り。
交通機関
JR 山手線・中央本線・総武線・埼京線・京浜東北線 東京都23区内 主要駅 、東急東横線・東急田園都市線・東急大井町線 主要駅
空港
羽田空港、成田空港
商業施設/デパート/その他
伊勢丹、ヴィーナスフォート、小田急百貨店、京王百貨店、Shibuya 109、109 MEN’S、西武、大丸、高島屋、デックス東京ビーチ、東急百貨店、東武百貨店、プランタン銀座、松坂屋、松屋、マルイ、三越、東急ハンズ、ららぽーと豊洲、レミイ五反田、丸ビル、新丸ビル、丸の内OAZO、丸の内ブリックスクエア、東京ビルTOKIA、東京ミッドタウン、日本科学未来館
今後の追加予定の施設は次の通り。
交通機関
都営地下鉄 全 101 駅、JR 山手線・中央本線・総武線・埼京線・京浜東北線 東京都・千葉県内 77 駅 、東急電鉄 全 98 駅
商業施設
アークヒルズ、六本木ヒルズ、サンシャインシティ、アクアシティお台場、東急ハンズ、ららぽーとTokyobay
下に掲載したのは国内向けの紹介動画。
【情報元、参考リンク】
Android Market/モバイルGoogleマップ
Google Japan Blog/モバイル Google マップの新境地、構内地図が見られるようになりました。
GAPSIS/Android向けGoogle マップの最新版6.0が登場。施設の屋内地図「インドアマップ」も表示可能に。UIも改善