東北企業が自由に使える版権フリーのキャラクター「東北ずん子」が登場。育成要素のあるAndroid向けウィジェットもリリース

GAPSIS編集部 2011年11月7日

SSS合同会社は10月27日より東北支援の版権フリー・キャラクター「東北ずん子」の素材配布とAndroid（アンドロイド）向けウィジェット・アプリの配信を開始した。11月4日にはアプリのバージョンアップも行われ、100以上の新台詞が追加され、魅力を増している。

東北ずん子 (C) SSS LLC.

そもそも、東北ずん子は小田恭央氏が代表を務めるSSS合同会社が企画・提供する版権フリーのオリジナル・キャラクターで、東北名物「ずんだ餅」をモチーフにしている。キャラクター・デザインは江戸村ににこ氏が担当している。東北の企業や、東北を応援したいクリエイターなどであれば、事前の申請無しで東北ずん子を無償で自由に使用することができる（ガイドラインはこちら）。

使用例としては、印刷して店頭のPOPで利用したり、社内報のイラストに使ったり、東北名物のパッケージに起用したり、東北企業のウェブサイトに使ったり、Twitterのアイコンにと、様々な例が考えられる。追加で独自のイラストが必要な場合は、SSS合同会社が有償で制作を請け負うこともできる。

また、東北ずん子の公式サイトでは無償利用できる高解像度のキャラクター画像を始めとする素材、キャラクター設定などが公開されている。

東北ずん子は、17歳の高校2年生という設定。身長は157cmで、特技は弓道。「ずんだアロー」という技で、どんな餅もずんだ餅へ変えてしまう！　将来の夢は、東京にずんだカフェ、ずんだショップを作ること。キャラクターの設定に留まらず、実際に東京でずんだ餅のアンテナショップを立ち上げ、東北の名産品を販売する計画もある。SSS合同会社では、アンテナショップで販売する商品を協業する東北企業の募集も行っている。

なお、リリースされたAndroidアプリは、デフォルメした東北ずん子がホーム画面に現れるウィジェットとなっている。特技の弓矢を放ったり、餅をつくアクションを楽しんだりできる。加えて、育成要素としてパラメーター設定が用意されている。体力、経験値、餅、ずんだ餅、健康などの要素があり、レベルが上がると壁紙をゲットできたりする。