イー・アクセス(「イー・モバイル」ブランドで通信事業を展開)は13日、都内で新商品発表会を開催し、英ソニー・エリクソン製Android(アンドロイド)スマートフォン「Sony Ericsson mini」(S51SE)を販売することを発表した。Sony Ericsson miniは「Xperia」ファミリーの中でも小型軽量のモデル「Xperia mini」をベースとしたモデルで、国内市場においても最小(10月13時点でのイー・アクセス調べ。縦横サイズでの比較)のAndroidスマートフォンになる。
Xperia miniは海外では5月5日に発表済みで、8月以降に販売が始まっている。今回、日本市場へはSony Ericsson miniとして投入されることが決まった。
発売日は10月28日の予定で、購入時の支払額は契約種別により異なる。「ベーシック」で39,800円、「シンプルにねん」で29,840円、「シンプルにねん+アシスト1200」で100円。「シンプルにねん+アシスト100」は2年間の契約を前提とした契約種別。
Sony Ericsson miniのサイズは約88×52×16mmで、重さは約99g。カラーラインナップはホワイトとブラックの2色だが、それぞれ、着せ替えを楽しめるように、ダークブルーとダークピンクの2色のリアカバーが同梱される。好みに合わせて手軽に着せ替えできる点が嬉しい。
また、イー・モバイルの端末だけあり、モバイルWi-Fiルーターとして端末を利用できるWi-Fiテザリング機能を利用することができる。他のスマートフォンやタブレット、携帯ゲーム機などをSony Ericsson mini経由でインターネットに接続することができる。
端末の主な仕様は、プロセッサが米Qualcomm製Snapdragon MSM8255 1GHz、内蔵メモリが512MB RAM、1GB ROM、外部メモリとしてmicroSD/microSDHCカードスロットを搭載し、最大32GBまでのmiroSDHCカードを利用することができる。OSはAndroid 2.3で、UIには3インチの小さなディスプレイでも有効に活用できるよう独自のものを採用している。ホーム画面の四隅にショートカットを配置し、ワンハンドワンフィンガーでの操作が可能だ。
ディスプレイは前述したようにサイズは3インチのReality Displayを採用。さらに、モバイルBRAVIAエンジンを搭載することもあり、動画を美しい映像として楽しむことができる。解像度は480×320。
カメラは背面に有効画素数約500万画素で、オートフォーカス、LEDフラッシュ、顔検出、笑顔検出、手ブレ補正、デジタル8倍ズーム機能を備える。動画は1280×720のHD動画の撮影が可能。
Wi-Fiテザリング機能を利用した場合の連続通信時間は約4時間。モバイルWi-Fiルーターとしても十分実用可能だ。Wi-FiはIEEE802.11b/g準拠。Bluetoothは2.1+EDRに対応。バッテリー容量は1,200mAh。
Timescape、POBox Touch 4.3などもプリインストールされる。
なお、Sony Ericsson miniにはSIMロックは掛けられていない。
UPDATE
SIMロックについて追記。
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