左:ScanSnap S1500、右:ScanSnap S1500M
新モデルにはいくつかの特徴がある。1つはiPhone/iPadとの連携、2つ目は様々なクラウドサービスとの連携、3つ目は添付アプリケーションの強化だ。ハードウェア自体は旧モデルと同じ。
iPhone/iPadとの連携においては、専用アプリ「ScanSnap Connect Application」がリリースされる。アプリはApp Storeから無料で入手できる。このアプリを使えば、ScanSnapでスキャンした原稿をiPhone/iPadに直接保存することができる。ただし、パソコンは必要。手書きメモなどを手軽にiPhone/iPadなどに取り込む際に便利なアプリとなる。
続いてクラウドサービスだが、複数の有力サービスに一挙対応する。クラウドストレージサービス「SugarSync」、「Google ドキュメント」、「Evernote」、そして「Salesforce Chatter」「Salesforce CRM」をサポートする。ScanSnapのクイックメニュー上にクラウドサービスとの連携アイコンが表示され、スキャンした原稿をそれらのサービスに手軽に送ることができる。
例えばSugarSyncに保存しておけば、スマートフォンやタブレットからも簡単にスキャン原稿にアクセスできる。Salesforce CRMに名刺データ、Salesforce Chatterに書類などのデータを保存するなどし、Salesforce上でデータを上手く管理することもできる。
添付アプリケーションは、Adobe AcrobatがAcrobat X Standardになる。S1500Mの方はMac用のAcrobat 9 Pro。さらに、ドキュメントファイリングソフトである楽2ライブラリも機能強化が図られている。
新モデルのラインナップと販売価格は次の通り。ScanSnap S1500(FI-S1500-A)がPFUダイレクトでの価格が49,800円、楽2ライブラリ パーソナル V5.0 セットモデル((FI-S1500-SRA)がPFUダイレクトで54,800円、SnanSnap S1500M(FI-S1500M-A)が同49,800円。発売日はいずれのモデルも10月21日。
なお、SugarSyncとの連携機能はScanSnap紹介ページ掲載のアップデートプログラムによって提供される。
【情報元、参考リンク】
PFU/プレスリリース