サービス利用イメージ |
3月に生じた東日本大震災のときもそうだが、災害時においては大勢のユーザーが一斉に携帯電話を利用することから、設備保護のため、通信規制が実施され、音声通話が利用しにくい状況になる。そのため、家族や友人、親戚、職場の同僚などとの安否確認は「災害用伝言板」や、メール、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)など、様々な手段で行うことになる。
しかし、災害用伝言板では簡単な内容しか確認できず、音声で安否確認を行いたいとの要望も強い。そこで同社は、スマートフォンで音声を録音し、ファイル化したものをパケット網を利用して送信し、サーバへアップロードする仕組みを準備する。送信・アップロードされたことは、相手先のスマートフォンにポップアップで通知され、相手はサーバからファイルをダウンロードすることで音声メッセージを聴くことができる。
音声メッセージ入力画面イメージ |
このサービスであれば、音声網が混み合っている場合でも、パケット網を利用して音声を相手に届けることができる。
災害用伝言板に加えて、このサービスを利用することで、安否確認手段が増え、より多くの情報を相手に伝えることが可能になる。
なお、対応機種は「IS03」以降のAndroid(アンドロイド)スマートフォン。サービスの利用料は無料。
【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース