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Google、世界30か国3万人のスマートフォンユーザーを対象とした大規模な利用調査結果を発表

Googleは27日、IPSOS、モバイルマーケティング協会(MMA)と協力して、世界30か国3万人のスマートフォンユーザーを対象とした、大規模な行動・意識調査を行った結果を発表した。調査は2011年3月から実施され、各国のサンプルは、ターゲット母集団と同じ構成になるように抽出されている。サンプル数はアメリカでn=6000、ドイツ、イギリス、フランス、日本でn=2000などとなっている。

スマートフォンの普及率

また、オンラインアンケートのほか、オフラインアンケートも実施されている。これは、電話調査または対面調査で、2011年3月から6月に実施された。オンラインアンケートは3月から7月に実施。

この調査結果は、下のリンク先のサイトにて、ユーザー自らが分析情報を基に独自にグラフを作成して確認することができるので、試してみてほしい。
http://www.ourmobileplanet.com/

その中から興味深いデータを紹介すると、スマートフォンの普及率はオーストラリアが37%で、米国が31%、英国が30%、フランスが27%、日本が6%となった。日本の数字を見る限り、実際はもう少し上にあると考えられるだけに、あくまでも参考値としてとどめておくべき数字だろう。それでも、オーストラリア、米国、欧州で普及が進んでいることは確実にうかがえる。

一方、スマートフォンからインターネットを利用する頻度は、日本は高い。特に、一日に4回以上も利用するユーザーが68%もいる。2~3回が17%、1回が9%、0回が5%、わからないが1%という構成だ。しかし、米国では4回以上オンラインに接続するユーザーは53%、英国では49%、フランスでは47%と、日本よりは少ない。

1日の端末あたりのインターネットアクセス頻度(Multiple timesは4回以上を指す)

そして日本のユーザーはアプリの利用数も多いことがわかった。

日本のユーザーがインストールしているアプリ数は平均で45個。これは調査対象となった30か国中で最多。さらに、日本のユーザーの45%がスマートフォンで商品を購入したことがあると答えている。この数字は米国、英国、ドイツに比べ約2倍だ。

インストールしたアプリ数

【情報元、参考リンク】
Google Japan Blog/世界のスマートフォン利用に関する大規模調査サイトを公開します

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