参考画像:Androidアプリ「Music」 |
やはり、膨大な楽曲数を誇り、かつ手軽な操作と手続きで購入・入手ができるスタンダードなミュージックストアの登場が望まれる。その日がいよいよ近づいているようだ。
The Wall Street Journal紙は24日、Googleがソーシャルネットワーキングサービス「Google+」との連携機能を持つミュージックストアを2週間以内にも開始するようだと報じた。時期としては10月下旬~11月上旬に相当する。
同社が準備を進めるミュージックストアでは、米国の大手レーベル数社が楽曲を提供する見込みで、数多くのラインナップが揃うものと見られる。それらの楽曲はMusic Beta、Google+などのGoogleサービスと連携した機能を活かして、これまでにない楽しみ方もできるようだ。
まず、Music Betaと連携するのであれば、楽曲を聴くデバイスは問われないことになる。スマートフォンでもタブレットでもPCでも聴くことができるはずだ。
そして、気になる機能の一つがGoogle+との連携により得られるものだ。Google+は一言でいえば、Google版のFacebookにあたるサービスだが、Google+の友人に対して、自分が購入した曲をオススメとして紹介し、相手に試聴させることができる機能が導入されるようだ。これは、楽曲の一部ではなく、始めから終わりまでを通した一曲丸ごとを、一定期間一定の回数だけ聴かせることが可能というものだ。
この機能は楽曲の販売元にとっても大きな販促効果となる可能性を持っている。
友人から「この曲いいよ!」と薦められても、通常であれば短いサンプルしか試聴することができない。しかし、Google+を介して一曲丸ごと試聴することができれば、その曲をよく知ることができ、場合によっては購買行動に繋がるかもしれない。
また、Google+自体、音楽を手軽に試聴したり、様々なユーザーのオススメ曲を知る手段・媒体として利用できる価値も生まれる。非常に面白いサービスになる可能性が秘められており、ローンチを期待したいところだ。特にAndroidスマートフォンは音楽利用に関しては依然として弱い部分であるだけに尚更だろう。
【情報元、参考リンク】
Wall Street Journal/Google Links Music Store, Social Networking
GAPSIS/Google、クラウド音楽サービス「Music Beta by Google」を発表。最大2万曲を保存可能