その中の一つが、食品画像解析技術を活かしたアプリ/サービスだ。スマートフォンに搭載されたカメラで料理を撮影すると、サーバ上のデータベースへ画像を送信・問い合わせを行い、その料理名の候補を提示してくれるアプリだ。候補データには料理名のほか、カロリーも含まれており、日々の食事履歴を記録していくことができる。
また、データベースには現状で1,000程度のメニューが登録されているが、正しい候補が出てこない場合もある。その場合は、ユーザーが手入力でデータを記録可能だ。
食事履歴の記録アプリとしては、料理名とカロリーのほか、100文字までのコメントを残すことができる。加えて、写真は追加で撮影することも可能なので、美味しかった料理は色々なアングルから撮って残しておくこともできる。そのほか、Facebookとの連携機能が導入されており、食事データをFacebookに上げることも可能だ。
履歴の確認はカレンダーから行うことができ、その日一日の合計摂取カロリーを表示することもできる。
本サービスは、現段階では開発途上のものに過ぎず、リリースの時期はもちろん、リリースされるかどうかも未定。しかし、展示されたデモの時点で完成度はまずまずだったため、一般リリースを期待したい。
左:Step.1 写真を撮影。右:Step.2 データベースに問い合わせ&画像解析。
左:Step.3 候補メニューを表示。右:Step.4 候補から正しい料理名を選択。コメントを入力。
左:Step.5 入力完了したら登録や追加写真撮影、Facebookへの登録などを選べる。
右:Step.6 ここでは登録手順へ。
左:登録された履歴はカレンダーから日別にチェック可能。
右:一日の食事履歴。サンプル例では、CEATECの会場に来た方が多く入力しているため、1万を超えるカロリーが表示されている。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモCEATEC特設サイト/食品画像解析技術