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イー・アクセス(イー・モバイル)、停電時などでも基地局を安定運用できるようソーラーとディーゼル発電のハイブリッド電源設備の検証を開始

イー・アクセス(「イー・モバイル」ブランドで通信事業を展開)は7日、災害対策や環境保護への取り組みの一環として、自然エネルギー(ソーラー)を利用した基地局向け電源設備の導入に取り組むと発表した。10月から1年間、千葉県内で運用中の基地局にソーラー発電を利用した電源設備(以下、エコ電源ユニット)を接続し、基礎データの収集を行う。

エコ電源ユニットの利用イメージ(プレスリリースより)

これは、災害や電力不足等によって電力の供給が困難となった状況を想定した基地局への対策であり、仮に電力会社からの電源供給が停止されても、基地局を安定的に運用できるよう検証する。

エコ電源ユニットの仕組みは、昼間などの日照時にソーラーパネルからの発電電力を基地局設備へ給電するとともに、余剰電力をバッテリーへ蓄電する。日照のない夜間や悪天候時に関しては、バッテリーから基地局設備へ給電する。バッテリーの電力残量が不足した場合には、ディーゼル発電機が動き、基地局設備とバッテリーへの給電(後者は充電)を同時に行う。

ディーゼル発電を含めた太陽光発電とのハイブリッド運用の検証を今後継続的に行う。

携帯電話は災害時の安否確認において非常に重要な役割を担うアイテムであり、基地局の安定的運用への取り組みは、東日本大震災を経験した今後において重要な課題といえる。

エコ電源ユニットの設置イメージ(プレスリリースより)

【情報元、参考リンク】
イー・アクセス/プレスリリース

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