電子書籍配信サイト「電子書店パピレス」を運営するパピレスは21日、電子書店パピレスのスマートフォン及びタブレットへの対応を開始したと発表した。電子書籍コンテンツはEPUB形式で用意され、クラウド型の配信モデルを採用。コンテンツはウェブブラウザで閲覧する形となるため、Android(アンドロイド)、iPhone、iPadなどデバイスを問わず同じコンテンツを利用できることになる。
例えば、通勤・通学中はAndroidスマートフォンで、帰宅後に続きを読む際はiPadで、などの利用形態が可能だ。また、iPhoneからAndroidスマートフォンに機種変更した際に、以前買ったコンテンツはどうなるの? という心配も不要になる。購入コンテンツは新しい端末でも特に手間無く利用できる。
基本的にコンテンツはネットワーク経由で閲覧することになるが、閲覧中のデータに関してはウェブブラウザにキャッシュされるので、通信状態が不安定な環境でも読み続けることができる。
スマートフォン・タブレット向けに提供される初回のコンテンツは、実用書を中心とする約3,000冊。今後、ラインナップの拡充を図り、同社は年内に10,000冊程度にすることを目指している。
有料コンテンツに加え、権利の切れたパブリックドメインの名作約500冊も掲載される。これらの作品は無料での閲覧が可能。
パピレスを利用するには、下記リンク先へウェブブラウザからアクセスすればいい。
http://www.papy.co.jp/
【情報元、参考リンク】
パピレス/プレスリリース
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