旅行ガイドブック「るるぶ」のAndroid向け電子書籍版アプリが登場。第一弾は「るるぶ京都」。かさばる煩わしさから解放

GAPSIS編集部 2011年10月5日

JTBグループの旅行関連情報の出版や販売、Web関連事業を手掛けるJTBパブリッシングは3日、「るるぶ情報版」のデジタル版第一弾として、「るるぶ京都'11－'12」の販売を、Android（アンドロイド）スマートフォン向けに開始した。同社はこれまで、「時刻表復刻版」や「にっぽん列島車両図鑑」等の電子書籍を販売してきたが、旅行ガイド系シリーズの電子書籍化はこれが初となる。

アプリの価格は700円で、公式に動作確認が取れている端末は、Xperia（Android 2.1）、GALAXY S（Android 2.2）、Xperia arc（Android 2.3）、IS03（Android 2.2）。

「るるぶ京都'11－'12」では、お気に入りのページをまとめられる「スクラップ機能」や、行きたい場所の情報を集めてラベルやメモで整理することができる「Myリスト機能」、「誌面に栞を挿む」といった、デジタルならではの機能が充実しており、ページ内の見どころやお店の情報の一部をリストで表示できる。

旅行・レジャー情報サイト「るるぶ.com」と連動し、ユーザーからのクチコミ評価も表示され、TwitterやFacebookへの投稿も可能になっている。

いつでもどこでも「るるぶ」の情報が入手でき、荷物の軽量化だけでなく、雑誌を持ち歩く、道端で広げる・・・などの旅先での煩わしさから解放されるという利点に期待が出来るアプリになりそうだ（記事：とんすけ）。