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フェンリル、ジェスチャー操作が便利な国産ブラウザ「Sleipnir」のRC版をリリース。複数の新機能追加

フェンリルは8日、Android(アンドロイド)向けのウェブブラウザ「Sleipnir Mobile for Android」のRC版をリリースした。Android向けSleipnirは8月24日にβ(ベータ)版がリリースされ、基本的な機能はほぼ網羅されていたが、今回のRC版ではさらに機能改善が図られている。RC版は、正式版の一つ前の段階のバージョンとして、最終的な不具合確認を目的としている。このバージョンで何らかの大きな問題が発覚されないようであれば、9月15日に正式版がリリースされる予定。

SleipnirのAndroid版は、便利なタブ機能、ジェスチャー操作、フェンリルが提供するクラウドサービス「Fenrir Pass」と連携させたブックマークの同期機能が主な特徴。PC向けSleipnirなどとブックマークを同期・共有することができる点は、非常に便利で、将来的には各ウェブサイトにおけるログイン情報なども同期対象になる予定。

また、ジェスチャー操作では、指で円を描くようにタッチしたり、L字やU字を描くことなどでページのリロードやタブを閉じたりすることが簡単にできる。

今回リリースされたRC版では、次のような改善が盛り込まれている。
  • 戻る/進む、検索ジェスチャの追加
  • ファイルのダウンロード機能を追加
  • スマートサーチ(選択テキストで検索)機能を追加
  • ページ内検索機能を追加
  • Cookie、BASIC 認証に対応
  • スクロール機能を強化
  • その他、設定項目追加、不具合修正 など
なお、Sleipnir for Androidの動作要件はAndroid 2.1以降。

【情報元、参考リンク】
Android Market/Sleipnir Mobile - ウェブブラウザ
フェンリル

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