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Spider Phoneは米Qualcomm製MSM8260 デュアルコア 1.5GHzのプロセッサを搭載し、OSにAndroid 2.3.4を採用したハイスペックスマートフォンだが、実はこの端末の最大の魅力は周辺機器のラインナップと、それらを活かした高い拡張性にある。Spider Phoneは単体としての利用のほか、ノートPC、タブレット、携帯ゲーム機としての使い方が想定されているのだ。
KT Techは、Spider PhoneをノートPCやタブレット、携帯ゲーム機における“コア”として使えるように設計している。専用に開発されたノートPCスタイルのドック「Spider Laptop」、タブレットスタイルの「Spider Pad」、携帯ゲーム機スタイルのゲームパッド付ドック「Spider Game Kit」には、Spider Phoneを取り付けられるスロットが設けられており、使用の際にはSpider Phoneをセットする。
Spider Laptopにセットすれば、大画面液晶とフルサイズのQWERTYキーボードを使用でき、Spider Padにセットすれば、一般的なタブレットのような使い方ができる。さらに、Spider Game Kitにセットすれば、携帯ゲーム機さながらのゲームパッドを使って、ゲームアプリを遊ぶことが可能だ。
Spider Phone自体のハードウェア仕様は、先に述べたようにOSはAndroid 2.3.4、プロセッサはQualcomm MSM8260、内蔵メモリは1GB RAM、ストレージ容量は16GB、ディスプレイは4.5インチのTFT液晶で、解像度は1280×800。ネットワークはGSM、WCDMA、Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n)、Bluetooth(2.1+EDR)をサポート。カメラは背面に8メガピクセル、前面に3メガピクセルの組み合わせだ。バッテリー容量は1,710mAhで、端末のサイズは約133×69.9×9.5mm、重さは約141gとなっている。
次に周辺機器だが、Spider Laptopは、ディスプレイのサイズは10.1インチ(1280×800)
、バッテリー容量は6,400mAh、サイズは約250×175×14.5mm(閉じた状態)、重さは約850g、Spider Padは、10.1インチのディスプレイ(1280×800)を持ち、6,400mAhのバッテリーを搭載する。サイズは約249.8×176.5×12.5mm、重さは約678g。最後にSpider Game Kitだが、サイズは約216×77×26mmで、重さは約150g。
各周辺機器はそれぞれに内蔵バッテリーを搭載していているので、長時間の連続駆動が可能となっている。
【情報元、参考リンク】
AsiaDroid/KT introduces Spider Phone, goes two steps up from webtops