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スマートフォン向けとタブレット向けOSが統合されるAndroidの次期バージョン「Ice Cream Sandwich」は10月か11月にリリースへ

米Googleが開発を進めるAndroid(アンドロイド)の次期最新バージョン、「Ice Cream Sandwich(アイスクリーム・サンドウィッチ)」(開発コード)が10月もしくは11月にもリリースされる見込みであることが明らかになった。

8月30日から9月2日の日程で開催された米Salesforce.com主催のイベント「Dreamforce 2011」において、Salesforce.comのCEO、Marc Benioff氏とGoogleのEric Schmidt会長による対談の中で、この件に関する言及があった。

Schmidt氏は、Ice Cream Sandwichと呼ばれるOSが、10月もしくは11月にもリリースされると述べている。

Ice Cream Sandwichは、Androidのバージョン履歴において大きな節目になり得る可能性を持つ。というのも、現在のAndroidは、スマートフォン向けの2.x系、タブレット向けの3.x系が分かれた状態にある。この2系統が統合されるバージョンがIce Cream Sandwichと言われているからだ。

統合されるIce Cream Sandwichでは、幅広いディスプレイ解像度に対応し、デバイス別に最適化された表示がなされる見込み。米Appleの場合はiOSをiPhone/iPad/iPod touchで使用しており、非常に分かりやすい状況だ。AndroidもIce Cream Sandwich以降では、同様に一つのOSで様々なデバイスへ展開できることになる。

なお、10月19日から21日の日程で香港で開催されるイベント「AsiaD Conference」には、GoogleでAndroidの開発を率いるAndy Rubin氏が登壇する予定にある。このイベントにて、Ice Cream Sandwichに関する、より具体的な内容が明かされる可能性もあり、注目される。

下に掲載した動画は、Schmidt氏が登場したキーノートの模様を収録したもの。


【情報元、参考リンク】
Android and Me/Eric Schmidt: Ice Cream Sandwich coming out in October or November

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