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NTTドコモ、「Sony Tablet S」と「Sony Tablet P」の3G対応モデルを10月以降に発売へ

NTTドコモは1日、ソニー製Android(アンドロイド)タブレット「Sony Tablet S」と「Sony Tablet P」を10月~11月に販売開始すると発表した。ドコモが取り扱うモデルはSony Tablet Sが型番「SGPT113JP/S」で、Wi-Fiと3Gに対応するモデル。Sony Tablet Pは「SGPT211JP/S」で、同様にWi-Fiと3Gに対応する。現在の予定では、10月中旬を目途にドコモショップでの事前予約を受付開始する見込み。予約開始日は確定次第、ドコモのホームページで公開される。

左:Sony Tablet S、右:Sony Tablet P(*縮尺は実寸比ではありません)

Sony Tablet SとSony Tablet Pは全く異なる筐体を持ち、開発コンセプトも違う製品。Sony Tablet Sは比較的オーソドックスなタブレット端末で、紹介がしやすい。9.4インチ、解像度1280×800のディスプレイを持ち、Android 3.2を採用したタブレット。他社製のAndroid 3.x搭載タブレットと比較しても能力的に大きな違いはみられない。

プロセッサは米NVIDIA製Tegra 2 デュアルコア1GHzで、十分快適な動作パフォーマンスを持つはずだ。カメラは背面に有効画素数約511万画素のものを、前面に約30万画素のものを搭載する。ネットワークはFOMAが下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbpsの速度に対応、Wi-FiはIEEE802.11b/g/n準拠、Bluetoothは2.1+EDRに対応というところ。

内蔵ストレージ容量は16GBで、外部メモリとしてSD/SDHCカードスロットを搭載する。最大32GBのカードまで利用可能だ。

端末のサイズは約174.3×241.2×10.1mm(最厚部:20.6mm)で、重さは約625g。



一方、Sony Tablet PはAndroid 3.x搭載タブレット市場において変わり種と言えるだろう。解像度1024×480の5.5インチディスプレイを2枚搭載する、折り畳み型の端末だ。端末を開いて、2枚のディスプレイを1つの大画面として使うことも、それぞれのディスプレイを別々の用途で使うこともできる。ソニーはSony Tablet Pをモバイル コミュニケーションを楽しみやすい端末として開発している。

プロセッサはSony Tablet Sと同様にデュアルコア1GHz、OSはAndroid 3.2、内蔵ストレージ容量は4GB、外部メモリはmicroSD/microSDHCカードスロットで、最大32GBのカードまで利用できる。カメラは背面に有効画素数約511万画素、前面に約30万画素のものを搭載し、ネットワークはFOMAで下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbps、Wi-FiがIEEE802.11b/g/n、Bluetoothが2.1+EDRをサポートという仕様だ。

端末のサイズは開いた状態のときが、約158×180×14mm、閉じた状態のときが約79×180×26mmで、重さは約372g。



Sony Tablet S、P、どちらの端末も、ソニーの様々なネットワークサービスをサポートする。動画配信の「Video Unlimited」、初代プレイステーションの名作ゲームなどを楽しめる「PlayStation Suite」、電子書籍ストア「Reader Store」に対応し、動画、ゲーム、電子書籍などを手軽に利用できる。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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