左:Sony Tablet S、右:Sony Tablet P(*縮尺は実寸比ではありません)
Sony Tablet SとSony Tablet Pは全く異なる筐体を持ち、開発コンセプトも違う製品。Sony Tablet Sは比較的オーソドックスなタブレット端末で、紹介がしやすい。9.4インチ、解像度1280×800のディスプレイを持ち、Android 3.2を採用したタブレット。他社製のAndroid 3.x搭載タブレットと比較しても能力的に大きな違いはみられない。
プロセッサは米NVIDIA製Tegra 2 デュアルコア1GHzで、十分快適な動作パフォーマンスを持つはずだ。カメラは背面に有効画素数約511万画素のものを、前面に約30万画素のものを搭載する。ネットワークはFOMAが下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbpsの速度に対応、Wi-FiはIEEE802.11b/g/n準拠、Bluetoothは2.1+EDRに対応というところ。
内蔵ストレージ容量は16GBで、外部メモリとしてSD/SDHCカードスロットを搭載する。最大32GBのカードまで利用可能だ。
端末のサイズは約174.3×241.2×10.1mm(最厚部:20.6mm)で、重さは約625g。
一方、Sony Tablet PはAndroid 3.x搭載タブレット市場において変わり種と言えるだろう。解像度1024×480の5.5インチディスプレイを2枚搭載する、折り畳み型の端末だ。端末を開いて、2枚のディスプレイを1つの大画面として使うことも、それぞれのディスプレイを別々の用途で使うこともできる。ソニーはSony Tablet Pをモバイル コミュニケーションを楽しみやすい端末として開発している。
プロセッサはSony Tablet Sと同様にデュアルコア1GHz、OSはAndroid 3.2、内蔵ストレージ容量は4GB、外部メモリはmicroSD/microSDHCカードスロットで、最大32GBのカードまで利用できる。カメラは背面に有効画素数約511万画素、前面に約30万画素のものを搭載し、ネットワークはFOMAで下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbps、Wi-FiがIEEE802.11b/g/n、Bluetoothが2.1+EDRをサポートという仕様だ。
端末のサイズは開いた状態のときが、約158×180×14mm、閉じた状態のときが約79×180×26mmで、重さは約372g。
Sony Tablet S、P、どちらの端末も、ソニーの様々なネットワークサービスをサポートする。動画配信の「Video Unlimited」、初代プレイステーションの名作ゲームなどを楽しめる「PlayStation Suite」、電子書籍ストア「Reader Store」に対応し、動画、ゲーム、電子書籍などを手軽に利用できる。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース