NTTドコモ及びソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは14日、ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下、SCE)が提供するライセンスプログラム「PlayStation Certified」に対応し、ゲームを楽しむためのゲームキーパッドを搭載したAndroid(アンドロイド)スマートフォン「Xperia PLAY SO-01D」を発表した。
Xperia PLAYは、Androidスマートフォンとしての一般的な使い方ができるほか、ゲームパッドを活かし、多種多様なゲームアプリを携帯ゲーム機さながらの操作性で楽しむことができる。特に、PlayStation Storeでは、初代プレイステーションの名作ゲームをダウンロードすることが可能なので、往年の名作をスマートフォンで手軽に遊べる点は嬉しい。
もちろん、PlayStation Store以外のマーケットからゲームアプリをダウンロードして楽しむこともできる。さらに、Xperia PLAY用に最適化されたゲームはなにもPlayStation Storeでの配信に限定されているわけではない。Android Marketや、各ゲームメーカーの独自サイトなどからも入手可能だ。
「クラッシュ・バンディクー」や「みんなのGOLF 2」など5タイトルが予めプリインストールされているので、新たに手を出さずとも、購入直後からこれらのタイトルを楽しむこともできる。
端末の仕様は、OSがAndroid 2.3、ディスプレイは4.0インチTFT液晶で、解像度は854×480、プロセッサは米Qualcomm製Snapdragon MSM8255 1GHz、内蔵メモリは512MB RAM、1024MB ROM、端末のサイズは約120×62×16.4mmで、重さは約175g。ゲームパッドはスライド式となっており、十字キー、△○×□ボタン、タッチパッドなどを搭載する。
カメラは背面に有効画素数約510万画素、前面に同約30万画素のものを採用。
ネットワークでは、FOMAハイスピードエリア内での下り最大14Mbpsの高速通信にも対応する。Wi-FiはIEEE802.11b/g/n準拠で、Bluetooth(2.1+EDR)もサポート。spモード、ドコモマーケット、テザリング、WORLD WING(3G+GSM)、緊急速報エリアメールなどにも対応する。赤外線通信、ワンセグ、おサイフケータイには非対応。
カラーバリエーションはブラック1色の展開。
発売は10月~11月の予定で、事前予約は10月中旬以降に全国のドコモショップで受付が開始される予定。予約受付開始日は決定次第、ドコモのウェブサイト上で公開される予定。
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